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50ページの企画書を提出したことで、多忙な大富豪から、自身を大富豪にさせてくれた「1ページで企画書を書く秘伝」を逆に教わったとの実話から始まります。つかみはOKといったところでしょうか。
タイトル、サブタイトル、目的、サブ目的、理由、予算、現状、要望、日付と著名の9つのパートに分けて、それぞれをできるだけ簡単な文章で必要な内容だけを書くことを例を挙げて説明していきます。
日本的感覚から考えると、企画内容によっては「理由」と「現状」が交錯する可能性もあると思いますが、聞く立場からは非常にわかりやすい項目内容、そして、順序だと思います。
本書の手法はあくまでも書面の企画書用であり、パワーポイントを活用したプレゼン向きではないと思います。しかし、あえて年始(2004年)の商品企画会議(毎回説明時間が極端に少なくなる)の場でこの「秘伝」をパワーポイント資料としてためしに早速活用してみます。いつもプレゼン途中で席を立つ役員達がどんな顔をするのか今から楽しみです。
マーケティングの企画書などを羅列しただけの本では何の役にも立たないなぁと思っている方におすすめします。
感心したのは、ビジネス文書の目的は相手に行動を促すことにある、という主張です。意外に私たちの書くビジネス文書にはこの視点が抜けがち。そのために必要な作業とは何かということを気づかせてくれるだけでも、読む価値があります。
ただし、重要なポイントを突いていることと、わかりやすいことを評価しても、ちょっと価格が高いかもしれません。
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