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最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
良かったです,
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レビュー対象商品: 鉄の時代 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-11) (単行本)
すばらしい本だと思います。
何より本書が、そしてくぼたのぞみさんの訳も。 文章に無駄がなく、透徹したまなざしで、人の心の動き、世界のありようを淡々と見ている。小説はまるで水晶のように、美しく、悲しい。 興味がある人には是非呼んでほしいと思います。私はこのシリーズをずっと読んできましたが(全てではないですが)、クンデラとこのクッツェーの作品が一番よかった、そう思います。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読んでよかったです,
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レビュー対象商品: 鉄の時代 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-11) (単行本)
「この土地のうえを、この南アフリカを歩いていると、だんだんいくつもの黒い顔のうえを歩いているような気がしてくるのよ」(150p)。
主人公である白人の老婦人がつぶやいたこの台詞が、アパルトヘイトを象徴しているような気がします。 このご婦人はガンを告知されてしまい、娘に遺書を残します。その遺書がこの作品の本文に当たります。 体制に抗おうとする子供達の悲惨な結末が描かれるなど、決して明るい話ばかりではありませんが、 アパルトヘイト下のアフリカに真っ向から向き合ったメッセージ性の強い作品です。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
明らかにされる差別のしくみ,
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レビュー対象商品: 鉄の時代 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-11) (単行本)
末期ガンの白人女性が死を独りで迎えるということに耐えきれないあまり、
家の近所にいた黒人のホームレスを家に住まわせるというストーリー。 時代はまだアパルトヘイトが現存している南アフリカ。 ぼくたちが映画などで知っているアメリカの黒人差別とは 全然違う南アフリカ独特の黒人差別を、確かな筆力で丁寧に描いてくれています。 以下、ややネタバレ・・・ この本を読んでわかったのだが、実は、利益を得ている白人自体がアパルトヘイトを恥じているのです。 さらに、アパルトヘイトという悪しき制度を作ってしまった南アという母国そのものを呪っている。 その罪悪感から、黒人にやさしくしようとするが、やさしくできない。 近づけば近づくほど埋められない溝を感じて嫌悪感を抱いてしまう。 そして、そのような自分を恥じて、今度は自分を呪いはじめる・・・根深い差別の心のサイクルを見事に描いている。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 3.0
白人か黒人かの区別
南アフリカのケープタウンが舞台の小説です。 アパルトヘイトの制度自体について詳しく描かれてはおらず... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: mike
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