突然、人を圧倒できる力を手に入れたら…。
ファーストガンダム以降、ロボットモノの裏テーマといえば、身の丈以上の力(=ロボット)を得たために発生する、主人公の葛藤や苦悩ではないだろうか。
この主人公はちょっぴりイタい。熱血漢でもなければ単純な正義の味方でもない。嫌々、戦いをしているわけでもなく、状況にただ流されてるだけでもない。
そんな強さと弱さを持った主人公だからこそ感情移入できるし、描かれるドラマも身に迫ってくる。
単なるロボットバトルが読みたいだけであれば、このまんが以外でも楽しめると思う(もちろんこれを読んでも十分堪能できるが)。
もしロボットバトルと感動を読みたいのなら、このまんがを手に取るのが正解だと思う。
特にこの巻の最終話は、圧巻。
ロボットモノ≠バトルさえ描けていればOK、ということが再確認できるはずだ。