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釣られない魚が大物になる―手術職人の生き方論 (生活人新書)
 
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釣られない魚が大物になる―手術職人の生き方論 (生活人新書) [新書]

南淵 明宏
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ティム・バートン監督作品『ビッグ・フィッシュ』で沼地の魔女がささやいた「人に釣られない魚が、結局その後大物に育つんだよ!」。このセリフを、仕事において、人生において、自信を失いがちなすべての人に贈ります。正しい欲望、感受性、真の職業倫理を取り戻すために。

内容(「BOOK」データベースより)

人や組織、時代の風潮に釣られることなく、自分の信念を貫く者こそ人として大きくなることができる。あなたのその判断・決断は、「組織の論理」や「価値観」に染まってはいないか。真実を見失い、「偽造」「捏造」「疑惑」に揺れる社会の中で、プロの仕事人として、誇りを持って生きているか。「手術職人」としてギリギリの決断と選択を繰り返す一人の心臓外科医が問う。

登録情報

  • 新書: 221ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会 (2006/05)
  • ISBN-10: 414088181X
  • ISBN-13: 978-4140881811
  • 発売日: 2006/05
  • 商品の寸法: 17 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 840,827位 (本のベストセラーを見る)
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By vatmideo トップ500レビュアー
形式:新書
手術の度にうまくできるだろうかと怯える心臓外科医。そのぎりぎりの判断を伴う時に必要な倫理観や価値観について述べている。

一般社会では自分の考え方よりも、人がどう思うか、人にどう見られるかを基準とするケースが多いが、筆者のように自分の信念を貫くことは素晴らしいと思う。しかしカドがたって、生きにくいけれど。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぽるじはど トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
先ず、“大物”の定義について書かれていない ので、著者と読み手の私とに温度差があった。

 「釣られない」とは、「長いものに巻かれず、組織論よりも世間から見て正しいと思われる方向に邁進せよ」と一言でいえばなるだろうか。

 本書には、例示されていないが、行政をチェックをするオンブスパーソン・市民派議員・公害病等行政の不作為に起因する被害者や未認定者で、国を相手に訴訟を起こしている人、内部告発者などが私の頭に思い浮かぶが、彼・彼女らは“大物”なのだろうか?

 経済的に窮している“大物”は、私には想像できないのだが、先にあげた人々は富裕者ではない。

 中盤以降は、自分がいかに「釣られていないか」かを医療現場を舞台に書き、更に終盤にホリエモンを「釣られていない人」としてあげているが、金持ち礼賛のために本書を書き上げたのかと、著者の見識を疑ってしまう。

 著者は、手術報告書や術中のビデオを患者に渡す画期的な患者サービスを行なう優秀な医師なのだが、本書に関しては、“批判は具体名が伴わなければ、批判足りえない”の定義をクリアしているとも言い難く、ピントがずれているのではいかとの読後感を持った。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
本書は心臓外科医が書いた職業倫理論・人生論・価値論ですが、非常におもしろく読めました。ちょっと奇書かも。

本論は「プロの心臓外科医が自分の仕事を通して語る」というスタイルなので、正直おっかない。僧帽筋とか大動脈瘤とか人工弁とか専門用語がぞろぞろ出てきて、おいおいERかよ、と思う。手術シーンを述べてるところは緊張感があります。最初は、著者の仕事のディテールなんてかったるい、手早く要旨を述べよ、と思っていた。

しかし、ほどなく私は引き込まれた。このスタイルは著者の誠実さを表している。自分がよく知っていて、かつ、ウソをつけない領域だからこそ、人生論や職業論に例として出せるのだ。「自分が知らない話はしない」という、非常に誠実な著者の本なのです。

心臓外科の話ばかりではナニなので気を遣ってくれたのか、タイトル以外にも要所要所で映画からの引用があり、またマンガ「ドクター・コトー」などにも触れています。「ぼくにはコトーのように『絶対あなたを助けます』なんて言えない」と否定的な文脈でですが。ちょっと感心しました。著者は、たとえマンガといえども真剣に対峙している。

本書はひところ流行った「自己責任」という言葉を、著者なりに煮詰めて再提示してきたものだと思いました。一言も「自己責任」という言葉を使っていませんが。その視点は誠実かつ厳しく、リバータリアン的であり、軸がぶれません。論理の一貫性は読んでて気持ちいいほどです。

マスコミウケする医者の手すさびエッセイ、と思ってかかったら返り討ちに遭いますよ。私は本書に少なからず勇気づけられました。
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