本物と見まごうようなリアルな金魚たちを、
透明樹脂に何層にも分けて描き込むと言う、
オリジナリティ溢れる技術で生みだした作品をメインとした写真集です。
表紙のような桶に入った物も有れば、升に入ったものなどもあり、
和のテイストがふんだんに用いられた作品が紹介されており、
作品が欲しいけど手が出ない人には打ってつけかも知れません。
しかしながら写真としてのレベルがイマイチ、
被写体として難しい物であることも確かなのですが、
人の目で見るべき作品がカメラ視点であり、
小洒落たピントの置き方には少なからずイラとさせられました、
見たいのは写真じゃない、作品なんですがねえ…
もっと素直に綺麗に見たいと思わせられる写真集でした。
それ故に、ますます本物を間近で見たくなる写真集ですので、
ある意味成功した写真集なのかも知れませんね。