実は1巻を読んでなくて、気まぐれに読んでみたら結構面白かった。
細かい設定は良くわからないが、冒頭のやりとりで大雑把にわかったので話にはついていけた。
ヒロインはヒーロー一筋で一途で可愛らしい。薬の知識が豊富という設定を生かしているところは設定倒れになってなくてよかった。ただ毒草について嬉々として語るシーンは微妙にひいたが(何で毒草好きという設定にしているのかよくわからない。大貴族のお姫様設定なのに薬師の修行ができるのもおかしいんじゃ?)、ヒーローを意識する様子が随所に描かれているので読んでいて楽しい。
ヒーローもヒロインを大切にしているが、それだけで突っ走らないところが好感。(自分の立場をわきまえている所がよい)全然婚約者として意識していなくて〜とあったので、恋愛的にはヒーロー→ヒロインの発展は期待できそうにないなと思っていたが、忠誠を誓う兄(王様)に「ヒロインを取られたくない」というシーンはとても良かった。
昔、虐げられていたヒーローを兄王が助けるエピソードがあり、それでヒーローが兄に忠誠を誓うのだが、きっかけとなったのはヒロインというのが、個人的には引っかかった。(ヒーローのことは関心なかったのにヒロインに助けてといわれたから助けたみたいな真相にガックリきた。命令に絶対逆らえなくなっているヒーローがバカにみえる)
この巻では従者や妖にもスポットが当たってたので、前巻で気になった人は楽しめるのではないだろうか。
全体的には面白かったので、次が出れば買いたいと思う。