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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
幻想文学として,
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レビュー対象商品: 金色の獣、彼方に向かう (単行本)
恒川光太郎氏の本は夜市から全て読んでいますが、今回の作品は短編連作です。 話の発端となるのが短編収録一作目の異神千夜ですが、それを皮切りに摩訶不思議な存在である鼬のようなモノと直接的にも間接的にも関わった人達の話が綴られています。 作者本人のブログを拝見すると今回の作品は久々にホラー色の強い作品と言っていますが、私が感じたのはホラーではなく作者特有の、どことなく曖昧でいてどうしてそうなったのかが鮮明に見え隠れする幻想文学の色合いが強い作品だと思います。 連作とは言え、草祭のように確実にそれぞれの話が何かしらの繋がりを持っている訳ではなく、その地域に伝わる神がかり的な伝説の歴史を辿っているような感じがしました。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
幻想的な世界に誘う4つの短編集,
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レビュー対象商品: 金色の獣、彼方に向かう (単行本)
著者独特の感性で、幻想的な世界に誘う4つの短編集。どの話も短編集とは思えないほど内容が濃く一気に読んでしまう内容だった。どの話にも鼬と思われる不思議な生き物が登場しており、どこかつながりを感じさせるように構成されていたのもよかったと思う。個人的には「異神千夜」が好きだった。 蒙古襲来の時代、日本に潜む蒙古人に混じって生きている日本人と、次第に集団を統率していく女王の話なのだが、設定に無理がなく女王が支配力を強めていく展開はぞっとさせられた。
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