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金正日の料理人―間近で見た独裁者の素顔 (扶桑社文庫)
 
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金正日の料理人―間近で見た独裁者の素顔 (扶桑社文庫) [文庫]

藤本 健二
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

こうして私は1987年8月の暑い日に、家族に見送られ成田を飛び立った。家族は、私が再び北朝鮮に、しかも3年間も行くということで、さすがに不安を隠せない様子だったが、私自身は違っていた。私の中には、何の不安もなかった。それどころか、北朝鮮に行けば、金正日はすぐまた私を呼び出すに違いない、そう確信さえしていた。しかし私は、その後自分の運命が180度変わることになろうとは、夢にも思っていなかったのである。日本人でありながら、金正日の専属料理人、そして友人として北朝鮮中枢で13年間を過ごした男の独占手記、待望の文庫化。

登録情報

  • 文庫: 292ページ
  • 出版社: 扶桑社 (2008/12)
  • ISBN-10: 4594058469
  • ISBN-13: 978-4594058463
  • 発売日: 2008/12
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 307,618位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
"フジモト"へ 2011/10/24
By Ice
Amazonが確認した購入
俺があれだけ目をかけてやったのに何故裏切った?
日本人は義理と人情で生きているんじゃなかったか?
金が欲しかったからこんな本を出したのか?十分に金は渡していたはずだ。
俺の事はまだしも党敷地や招待所、軍の工場の事まで暴露してくれたものだから
警備体制や工場の配置を全部変えねばならなくなった。大変な事をしてくれたものだ。
裏切り者がどういう末路を辿ったか、近くにいたお前はよく見ていたはずだ。
最後の帰国の時、お前のトランクに気付かなかった空港職員は全員始末した。
日本に使いの者を送っている。先にあの世にある親父の屋敷の八番宴会場で
ソガリを捌いて待っていろ・・・

と、私が将軍様なら言いたくなるくらいの暴露内容。最初は疑って読んでいたが、将軍様との2ショット
写真が内容にリアリティを持たせている。将軍様が何故彼を雇ったのかは、周囲の部下が将軍様を
恐れて気を遣って接するのと違って、一人の人間として素で接し、将軍様が好きな映画「寅さん」の
ような藤本氏の自由な生き様に惚れていたように感じられる。

消すには惜しいといった"情"が通じない無慈悲な北朝鮮に藤本氏が未だ消されていないところを
見ると、秘密主義の国で敢えて外国人を使った将軍様は彼がこのような暴露をするのは案外想定内
だったのかもしれない。藤本氏が日本で色々話せば話すほど北朝鮮の恐るべき威容を宣伝する事にも
なるし、寿司や鰻が好きで松茸の香りを楽しむ将軍様の様子を伝えさせる事で、自分が実は日本に
理解がある事を広めたかった気がしてならない。話の内容から将軍様は日本が好きな隠れ親日なのは
明らかであるが、日帝を悪とみなす思想教育を自ら国民に指導している手前、北朝鮮から友好を申し出る
事は非常に困難だろう。

今後藤本氏に期待する事は、自らの今までの交友関係を生かして外務省と連携し、拉致問題解決に
向けて実は日本が好き?な将軍様との交渉がスムーズにいくように積極的に働きかけ、将軍様が愛した
メニューを出す料理屋を開くなどして拉致問題、ひいては北朝鮮に日本国民の関心を集め続ける役割が
残されているように思う。

「食」を通じての日朝友好に期待したい。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By san-GI7 VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
本書は、「金正日の料理人」(平成十五年刊)と「金正日の私生活」(平成十六年刊)とを合本とし文庫化して平成二十年に発表されたものである。

北朝鮮からの寿司職人募集に応じて北朝鮮に渡った著者が、金正日に気に入られることになり、身近で働く機会を得た。その累計十三年間にわたる見聞が綴られている。

我々は北朝鮮といえば、冷酷な人権弾圧の密告監視社会を思い浮かべるが、本書に描かれている金正日ロイヤルファミリーや幹部達からはそんな有様はうかがい知れない。思いやりや気配りもあり個人的には人間味あふれる人物なのかもしれない。

文庫版あとがきでは、「金正日影武者説」や「後継者問題」について著者が見解を述べている。
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