水曜日の悪夢のスピンオフ。あちらの、どこかほの暗い世界観と違って、こちらは前作でも奇人ぶりを発揮していた、世界的なバイオリニスト、紀ノ川(攻)と、未来から、とある事情で紀ノ川を監視する為にやってきた顔も履歴も変えた青年(偽名‐酒元 良麻・さかもとりょうま)との、なんだかドタバタコメディーのような内容。受けの良麻の切ない心情も幾度か描写にありますが、それを霞ませる(いいのかどうなのか…)紀ノ川の、も〜、超絶自己チュー&果てしなく自由な性質(そのクセ鋭い)に振り回され続けて、笑いを堪えるのが大変でした。とはいえ、そこは夜光花。濡れ場は濃厚で、そこは期待(?)を裏切りません。最後も、紀ノ川の超能力のような聴力を活かした設定により、「よっしゃ!」とバッチリ決まっています。良麻、最後に明かされた正体はそうだったのね…。