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金春屋ゴメス (新潮文庫)
 
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金春屋ゴメス (新潮文庫) [文庫]

西條 奈加
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

近未来の日本に、鎖国状態の「江戸国」が出現。競争率三百倍の難関を潜り抜け、入国を許可された大学二年生の辰次郎。身請け先は、身の丈六尺六寸、目方四十六貫、極悪非道、無慈悲で鳴らした「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守だった!ゴメスに致死率100%の流行病「鬼赤病」の正体を突き止めることを命じられた辰次郎は―。「日本ファンタジーノベル大賞」大賞受賞作。

内容(「MARC」データベースより)

竹芝埠頭から舟に揺られて江戸国に着いた!? 大盗賊も疫病神も思わず黙る、容貌魁偉、冷酷無比、極悪非道、厚顔無恥な「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守に雇われた大学生、辰次郎の運命やいかに!? --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 367ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/9/30)
  • ISBN-10: 4101357714
  • ISBN-13: 978-4101357713
  • 発売日: 2008/9/30
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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By くわもちじんぺい トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 日本の中に、鎖国国家「江戸」が存在する近未来。病床の父に頼まれて、辰次郎は「江戸」へ赴く。そこで奉行所の一員として難事件に臨む。

 近未来の鎖国国家「江戸」という設定は、おおげさにいえば時代小説に新たな可能性を開いた。なんでもありなのだから。時代小説の最大の制約は、歴史的事実を変えられないことだ。それが、何でもありになったのだ。新型生物兵器の開発や、引きこもりの問題を、時代小説に盛り込むことができるようになったのだ。

 基本的にはユーモア小説なのだが、人情あふれる人間交流が胸を温かくする。ゴメスをはじめとした人物造形もうまい。それに、時代小説でちょくちょくお目にかかるジェンダー差別を、さらりと解消しているところも、確かな人権意識に支えられている。

 ちなみにSFではマイク・レズニックが「キリンヤガ」で、小惑星の形でアフリカの一部族について同様の設定をしている。
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By 樽井 トップ500レビュアー
形式:文庫
「金春屋ゴメス」はSF作品です。
 なんていうと、この表紙と和服でいなせなお兄ぃさんのイラストとの両面攻撃で、頭が???となると思いますが、この「金春屋ゴメス」はSFであることに違い間違いありません。近未来の「独立国家」江戸を舞台にした物語です。ではあるものの、SFであると同時に、ミステリであり、時代劇であります。
 近未来の日本の中に出来た、独立国家「江戸」。すべての科学文明的なテクノロジーを放棄して、石と木と紙で江戸城を造り、士農工商を造り、地理的には無茶苦茶ながら諸外国との唯一の窓口として長崎の出島を造りあげた江戸は、徳川将軍が統治してすでに三代目となったれっきとした国家としてこの世界に存在します。一応は日本とは外交窓口があり、希望者の中から抽選で江戸の民になることはできるものの、入ったら半年は出られず、その江戸から日本に戻ったものは二度と入ることが出来ない「江戸」。そこでは
タイムスリップしたような不思議なファンタジックな、まさに時代劇で見たような江戸があります。その江戸に生まれたものの、小さいときに病気にかかりその治療のために、家族と日本へと出国したまま青年となった辰二郎が本作の主人公です。
 辰二郎は、末期がんの父のたっての頼みと、父親が江戸に住んでいた時の知り合いの強い引きで江戸に入国します。同時期に日本国に入った男女とともに、まずは江戸での身元引き受け人のところへと行きますが、そこに待ち受けていたものこそが本作タイトルの人物、金春屋のゴメス。金春屋にして、ゴメス。そのすさまじい通り名をもつ人物は、名前も凄いものの風体人相体躯からして尋常の「人」の範疇をこえるとんでもない人物なのです。
 故あって、金春屋ゴメスのもとで働くことになった辰二郎は、そこで自分が江戸に呼ばれたのには重大事件の解決のためであったことを知ります。。。
 あらすじ的にはこんな感じの幕開けから始まりますが、いやぁ、面白かったです。一気に読み終わってしまいました。歴史もの、SFもの、ミステリもの、青春もの、すべての要素が渾然一体となって詰まっていますし、なによりもこのゴメスという人物造詣のふてぶてしく力強いこと。これをその名前から読むのを敬遠していたのは勿体なかったです。一風変わった物語を求めるならば、間違いなくこれはその希望をかなえてくれることでしょう。
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続編希望 2006/2/18
By 鳥子
形式:単行本
なんとなくよくある歴史ファンタジーを想像していたので、

日本の中で鎖国し、国家として江戸が独立しているという

ありそうでなかった設定は新鮮でした。

途中で飽きさせず、時にはミステリー調になりながら話は進みます。

ただタイトルにもなっているゴメスですが、登場シーンのインパクト

のわりに、全体における印象が多少薄いのが気になりました。

しかしまだはっきりと明かされていない謎もあり、

続編が出そうな気配もします。楽しみ!
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投稿日: 2009/10/25 投稿者: fuku
漫画的なゴメスの表現について
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よくできた小説、箱庭の江戸。
この表紙はちょっと残念。

おっとこ前の豪傑ゴメスが実は、すんげぇ女傑!... 続きを読む
投稿日: 2009/6/30 投稿者: pampino
近未来「江戸」の捕り物帖
近未来の日本に存在する鎖国状態の「江戸」。
昔の江戸の生活を模した「江戸」は、日本からの移民も受け入れているが... 続きを読む
投稿日: 2009/5/17 投稿者: 九月
設定は卓越したものがありますが・・・
このネタなら、もっと面白くなったのでは?
鬼赤痢?でしたっけ。この病気の原因を探るっていうのは、謎として弱いのでは?... 続きを読む
投稿日: 2008/3/22 投稿者: ぷーやん
見所があるお話です
★ゴメスシリーズ第1弾です。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/4 投稿者: しろくま
最善の選択肢を探して
歴史小説とミステリの両方をいっぺんに楽しめる贅沢な本だ。... 続きを読む
投稿日: 2007/6/19 投稿者: 香桑
こんな設定アリ?!!
近未来の日本には江戸があった!国際的には認められていないものの、独立国家を宣言し鎖国を敷く専制君主国家「江戸」。文明の利器を持ち込むことは許されず、合成製品、薬品... 続きを読む
投稿日: 2006/6/24 投稿者: ikutti
発想は面白いが・・・
日本の中に独立国家として存在する江戸。5歳の時一度江戸を離れた

辰次郎は、15年後格別のはからいで再び江戸へ。金春屋のゴメスは... 続きを読む
投稿日: 2006/2/6 投稿者: ゆこりん
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