ロバート・キヨサト氏著とあるが、彼が執筆している部分はほとんどない。
そういう意味ではこれまでのシリーズの延長を期待して購入した人は、少しがっかりだったかもしれない。私もその一人である。
本書は、「金持ち父さん」から学んだことがキッカケで成功を収め、経済的自由を手に入れた、もしくは手に入れつつある25人の話がならべられている。
すべての話に共通する点を要約すれば、「経済的自由になるには、早すぎたり、遅すぎたり、手遅れなどない」「不動産を不労所得を得る」「キャッシュフロー101は有益だった「自分自身で考える、決断する勇気」というようなことだろうか。
どれもこれまでの「金持ち父さんシリーズ」で書かれてきた「いろは」である。
興味深い点は、「生活保護を受けていた女性」、「13歳の子」や「高給取りの中年男性」等、さまざまの境遇の人をうまいことピックアップし、どんな人でもひとつは「これが自分の境遇に近い」と思わせるようなケースをピックアップしていることである。
ただし、その分、ある読み手が通して読むと、退屈に感じるかもしれない。
まだ、「金持ち父さんシリーズ」を一冊も読んでいない人で興味がある方は、この本から読みはじめるのを、お薦めします。