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金儲けがすべてでいいのか
 
 

金儲けがすべてでいいのか [単行本]

ノーム チョムスキー , 山崎 淳
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容説明

Why is the Atlantic slowly filling with crude petroleum, threatening a millions-of-years-old ecological balance? Why did traders at prominent banks take high-risk gambles with the money entrusted to them by hundreds of thousands of clients around the world, expanding and leveraging their investments to the point that failure led to a global financial crisis that left millions of people jobless and hundreds of cities economically devastated? Why would the world's most powerful military spend ten years fighting an enemy that presents no direct threat to secure resources for corporations?
The culprit in all cases is neoliberal ideology—the belief in the supremacy of "free" markets to drive and govern human affairs. And in the years since the initial publication of Noam Chomsky's Profit Over People: Neoliberalism and Global Order, the bitter vines of neoliberalism have only twisted themselves further into the world economy, obliterating the public’s voice in public affairs and substituting the bottom line in place of people’s basic obligation to care for one another as ends in themselves. In Profit Over People, Chomsky reveals the roots of the present crisis, tracing the history of neoliberalism through an incisive analysis of free trade agreements of the 1990s, the World Trade Organization, and the International Monetary Fund—and describes the movements of resistance to the increasing interference by the private sector in global affairs.
In the years since the initial publication of Profit Over People, the stakes have only risen. Now more than ever, Profit Over People is one of the key texts explaining how the crisis facing us operates—and how, through Chomsky’s analysis of resistance, we may find an escape from the closing net. --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

ひとにぎりのアメリカ巨大企業とわずかな投資家たちの利益最優先主義が世界を荒廃させてしまった。アメリカの知性チョムスキーがグローバリゼーション神話を完膚なきまで解体する評論集。

登録情報

  • 単行本: 320ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2002/9/27)
  • ISBN-10: 4163589708
  • ISBN-13: 978-4163589701
  • 発売日: 2002/9/27
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 170,955位 (本のベストセラーを見る)
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書き出し
Neoliberalism is the defining political economic paradigm of our time-it refers to the policies and processes whereby a relative handful of private interests are permitted to control as much as possible of social life in order to maximize their personal profit. 最初のページを読む
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形式:単行本
 チョムスキー氏の著作を読んだのは本著が初めてだった。発刊直後に読んだのだが、自分のなかで整理ができないまま、わかったようなわからないような印象だった。 言葉は確かに難解になりがちかもしれないが、そんなことよりも自分の生活の中で、氏の主張をどう位置づけたらいいのか考えが整理できなかったからだ。

 現代は、経済活動という一見正当な社会活動が、グローバリズムとかグローバルスタンダードという言葉に載って際限のない広がりを見せている。またこのグローバリズムに載ることが、自らの生活と社会を豊かにし、人々のためになると主張するのが「新自由主義」であり、それを主張するのはアメリカ政府や米系大企業だと。

 その一方で、形を変えた搾取が途上国などで起こる。 新自由主義やグローバリズムは、「持てる者は、より多く」、「持たざる者は、さらに手放す」という二極分化を促してしまうと、著者は言う。

 鹿児島県地方には、自分の暮らす「四里四方」の飲み物・食べ物を口にしていれば、健康でいられ、かつそれは美味しいという考え方がある。 フランスの農村で発したスローフードと考え方は同じであり、それを経済テーマまで繋げて考えていくことによって、チョムスキー氏の主張にも、初めて頷ける。 私なりに、本書のメッセージを自分の暮らしの中に落とし込んでみることができた。

 私は役人や経済学者ではなく、経済の勉強の経験もない、一介のサラリーマンだ。 日頃、お金(特にローンかな)に追い回されるのはイヤだと感じている。 しかしその一方で、美味しいワインも飲みたいし、欲しいものもあるから、身の丈以上にお金が欲しいとも感じる。とても矛盾している。 そんな私に社会経済という面から、自分の暮らしを整理して考えるきっかけとなってくれた本書には感謝している。

 スローフードやシンプルライフといったことに興味のある方にも読んでいただきたい一冊です。

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38 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
内容はチョムスキーのほかの著書に並ぶ大変意義深いものです。これは9・11の内容ではないですが、チョムスキーのドキュメンタリー映画9・11で見たご本人と同じ、その他いつものチョムスキーの政治に関するアイディア、視点が一貫して展開されている。しかし、翻訳にかなり難点があり、何度か読み返し、原文を想像しながらようやく意味がわかる。これはまだいいが、ほとんど原文の意味が汲み取れない訳文もある。翻訳者はほかにもチョムスキーの訳をてがけているが、この本についてはなぜか読みづらさを強く感じる部分が散見されました。はじめてチョムスキーの政治についての発言などを読む人にはほかの翻訳のしっかりしたものをお薦めします。翻訳に難ありという意味で星4つです。
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56 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 同時多発テロ以降、アメリカの一連の軍事行動への警鐘として『9.11』などの本を上梓。ドキュメンタリー映画にも描き出され、最近注目のチョムスキー(本職は言語学者だが、知識人と最近は呼ばれている)。
 本書では、自国アメリカへの経済面についての批判が書かれている。

 みなさんが本書を読むかどうか決めるにあたり、以下の3点を参考までに申しあげたい。
 1点目。本書に書かれている内容は、すべて同時多発テロが起こるよりも以前のもの。クリントンがアメリカ大統領だったころに書かれた雑誌寄稿文を集めたものである。現ブッシュ政権への批判を期待しているみなさんには的外れとならぬよう。

 2点目。ドキュメンタリー映画を観る限り、チョムスキーの主張のしかたは至極明確なものだった。だが本になると、どうしてこれほどまでに難解になるのだろうか(翻訳のせい?)。気軽に読むというよりも、気合いを入れて読む本。

 3点目。だが、チョムスキーの主張はやはり首尾一貫している。難解さを克服し読み進めるために、「政府+大企業」対「庶民」という対立構図の中で話が進んでいくことを常に意識されるとよいだろう。

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