多くのヒット商品を企画した著者の、着想プロセスに触れることのできる本です。
本書は大きく分けて3部構成で、1部は「ビジネス着想100本ノック」。
各項目の見出しが設問になっており、その背景と着想のポイント、そして課題で構成されている。
2部は好奇心や着想についての著者の考え方が示されている。
3部というか、巻末付録として様々な数字・統計のデータが付されている。
という構成だ。
他のレビュア―の方がかなり高評価なので期待して買ったが、
自分としては、そこまでのものでもなかった。
理由として、自分が期待したのは著者が前書きで書いている、
・・・駆け出しの頃、先輩企画マンから聞かされた、どうしてこの企画を思いついたのか、
という先輩の脳内で起きたインスピレーションの解説に知的好奇心を刺激された。
プロマーケッターがどんなことを考え発送しているか本を通して疑似体験してもらう
というところ。
著者が実際に手がけた企画(についての着想や背景)とのリンクが読みたかった。
また、時折、独断と偏見を感じる。
Part2の自分の好奇心をはかる15の質問が投げっぱなし。
また、それぞれの項目について読んでいても、どうも物足りない。
本書の各項目は、それをお題に(複数人で)ブレストしてみたりして、初めて有効なのではないか。
とはいえ、他があまりに高評価なので、合う合わないがあるのかもしれない。
購入前に2〜3の項目を読んでみて、自分に合うか確認することをお勧めします。