文庫なのに1200ページを越える大長編。長い小説は嫌いじゃない、というより大好きなんだけど、ここまで厚い1冊の文庫本は初めて。普通だったら、上下、あるいは上中下、4分冊ぐらいの分量はある。まぁ、一冊にまとめてくれたおかげで、トータルの金額はむしろ安くなったかもしれない。
だいぶ前に読んだ『啓示空間』の続編ということだったが、残念なことに前作をよく覚えていなかった。登場人物には聞き覚えがあったが…
前作も面白かったとは記憶しているんだけど、結局それほど印象に残っていなかったのかなぁ。
でも、この作品は、知性的な生命を絶滅させようとする機械化生命との戦いを描き、なかなかスリリングだった。厚さほど、読むのは困難ではなかったけど、逆に言うと、この程度の話が、なぜ、こんなに長くなるのか、ちょっと違和感がある。まぁ、ディテールに凝っているといえばいえるのだけど、展開がまどろっこしい感じがした。
最近、「量子」もの、よく読んでる気がする(良く分からないけど)。