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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ちょっと異質な量子力学の教科書,
By カスタマー
レビュー対象商品: 量子力学〈1〉 (物理学教科書シリーズ) (単行本)
この量子力学の教科書は著者自身が巻頭に述べているように一般的な教科書とはちょっと異質です。とはいえ、いわゆる量子力学で必要とされる要素は十分なほど盛り込まれています。 量子力学ではヒルベルト(関数ベクトル)空間がどうしても現れてきますが、そのイントロダクションとして、普通のベクトル解析から導入しています。 初学者には取り付きやすい構成となっていると思います。 その代わりに、最近のナノ物理系でで量子伝導で重要になる散乱(トンネル)問題に力点がおかれている。その扱いも、転送行列、S行列を導入しており、実用的です。この辺にしぼれば、初学者のみならず、幅広い方の役に立つのではないだろうか?さらに、その後にはナノ物理系の伝導問題、電子状態の簡単な解説がついている。 伝導問題を取り扱う色々な人に役に立つ教科書だと思います。
5つ星のうち 5.0
「この本を使って学びました」,
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レビュー対象商品: 量子力学〈1〉 (単行本)
この本で量子力学の基礎を学びました。
量子力学の勉強で迷ってしまうのは「数学的な論点に気をとられすぎる」ことと「物理を見失ってしまう」の2点がつまずきやすいポイントです。 そういう意味では、特に「物理的な解釈の変遷」をテーマの中心に据えている本です。 □古典的な波動→前期量子力学→本格的な量子力学の胎動→量子力学の数学的な意味づけ というのがメインテーマの変遷です。 特にちからを入れて書いているのは、 古典的な波動の類推、前期量子力学におけるドブロイ条件→定常状態とのアナロジー というような議論や、 それとは逆に ヒルベルト空間、正規直交基底、関数の直交性などの物理現象の特徴と数学的な背景→波動との関連付け。描像の具体化 というアプローチがあります。 広がる世界の広さと、記述内容の緻密さに特徴があり、一言一句を読み解くために手を動かしながら時間を解釈をなぞっていった覚えがあります。
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