このハンディブックを思いつき本にまでできる人は
日本中でおそらく筆者一人だけだと思う。
なぜなら、彼は、カメラマンである前に、優れた識別眼を
もつ日本有数のバードウオッチャーだし、植木職人として
日々の糧を得ていたこともある、木にも精通した人間だからだ。
鳥も知っている、木に対しても極めて深い造詣がある…
そんな人だからこそ、このような面白い切り口のハンディ
ブックを作ることができたのだろう。
木の実の色の移り変わりなんて、考えたこともない
浅はかな鳥観人の私には、各ページ、各種ごとに添付
されている季節ごとの木の実の色の移り変わりを表す
「カラーバー」にまず脱帽。木と鳥の関係を端的に
記した文章も楽しく読むことができた。
鳥だけを愛するのではなく、鳥のいる環境を含めて
自然を愛すこと…そのきっかけにもなり得る、楽しい
本の登場に、拍手!