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野球はベースボールを超えたのか (ちくまプリマー新書)
 
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野球はベースボールを超えたのか (ちくまプリマー新書) [新書]

ロバート ホワイティング , Robert Whiting , 松井 みどり
5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ファーム、トレーニング、年俸…。アメリカを目指す野球選手の実情が見えてくる!選手がもっとのびのびプレーでき、ファンも楽しめる方法を大胆に提案する。

内容(「MARC」データベースより)

なぜ日本の選手たちはアメリカへ行きたがるのか。ファーム、トレーニング、年棒…。野球選手の実情が見えてくる! 日本野球界に潜む問題点を斬り、選手がもっとのびのびプレーでき、ファンも楽しめる方法を大胆に提案する。

登録情報

  • 新書: 175ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2006/04)
  • ISBN-10: 448068736X
  • ISBN-13: 978-4480687364
  • 発売日: 2006/04
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 450,471位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 タイトルと著者のそれまでの路線から、読む前から内容が類推できてしまう。で、大体そのとおりだったりする。

 

 日本人選手のメジャー流出が止まらないのは、これは日本野球に魅力がないからだ、だからこれからもっと日本球界は努力しなければならない、というものだ。著者は日米野球比較の路線で逝ってきた人なので、「メジャー流出=日本球界<大リーグ」の大前提がなければ困るというわけだ。

 評者は思うのだが、著者は大リーグの実情には明るくないんじゃないかと思う。著者が日本在住なのかアメリカ在住なのかは知ったことではないが、日本球界の「閉鎖性」自体を糾弾するのはよいとして、大リーグの閉鎖性もまた問題である。要するに両球界とも独自の野球システムを構築し、それが閉鎖性に結びついている点では両方とも共通しているのだ。著者にはそれが見えないとしたら、ジャーナリストとして問題。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
日米間の摩擦を書かせたらこの人の右にでる人はいない。今回も堕落した日本プロ野球を一刀両断してくる!と思ったのですが今回はそうでもありません。ロバート氏も落ちついたなぁという印象です。逆にいえば問題の近鉄買収以来、少しずつではあるがプロ野球は変わりつつあるという事か。内容は日本とアメリカどちらが強いという事ではなく主に経営方針の違いや自分がコミッショナーになったらアジアや米国などの野球が発足している国すべてで真のワールドシリーズをやるなどの提案を述べていたりする。星3つというのは過去のロバート氏の書籍を読みつくした自分は特に目新しい事がなかった事です。ロバート氏の本を初めて読むなら菊とバットなどの方が日米間の問題を鋭く指摘していて面白いと思います。余談ですがWBCの日本対アメリカ戦の記述で最終回A.ロッドがサヨナラセンター前ヒットを打った所が何故かソロホームランになっている所は真剣に直して再出版した方がいいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 “比較文化論的に日本独自のスポーツ「野球」を語る”という切り口は、少なからず自虐的な国民性を持つ日本人には大いに受け、受けるからにはそういった言説は二番煎じ、三番煎じと世に蔓延していった訳だけど、そのオリジナルこそはまさしく30年前のロバート・ホワイティングの名著「菊とバット」(もちろん「菊と刀」のもじり)なのである。

 本著を読むと、30年前には新鮮に思えた切り口が、いまや常識的でまっとうな、日本人全般の共通意識としての野球観となったことがわかる。だって、オリジナルのロバート・ホワイティングが本著で語ってることと、昨今のオリ近合併に端を発した球界再編騒動で鍛えられた酒場オヤジたちの野球言説のレベルがまったく変わらないのだから...

 日本人の野球観に対するロバート・ホワイティングの影響はもちろん大ではあるが、本著の意味は、アメリカ人から見た日本野球に対する違和感というよりは、日本人の野球観のダイジェスト、よくぞポピュラーにフラットにまとめてくれました!といった点にある。

 それよりも面白かったのは、ロバート・ホワイティングのバレンタイン監督に対する複雑な思いだ。「ジャパンでは評価されてるが、俺はこいつをそんなに好きじゃない...」。アメリカ人対日本人って対立項がロバート・ホワイティングの論旨の要だった訳だけど、実はそんなにわかりやすい構図じゃなくて、アメリカ人だって色々いるし、みんなが同じ考え方してる訳じゃないってのを、ロバート・ホワイティング自らが教えてくれた感じだ。

 野球のある種の見方の啓蒙という点においてロバート・ホワイティングの役割はとっくに終わっている気がする。本人が飽きてるのは見え見えなので、是非、野球に舞い戻らず、「東京アンダーワールド」のような新たな分野でその力量を発揮してほしい。
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