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野獣系でいこう!! (朝日文庫)
 
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野獣系でいこう!! (朝日文庫) [文庫]

宮台 真司
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

90年代後半、既成論壇・知識人の崩壊を後目に孤高の言論戦を戦い続けた著者。本書はその中から、書籍として刊行されることまれな対談・インタビューだけを採録した、異色の“戦記録”である。―SM男優、エロ写真家から文部官僚まで、常識外れな顔ぶれによる19のバトル。

内容(「MARC」データベースより)

90年代に雑誌・新聞・同人誌など様々な媒体で宮台真司が展開した言論のバトルを、「セックス論」「自分史」「若者論」「教育論」「ニュータウン論」「学問論」「論壇批評」の7つのテーマに分類・収録する。〈ソフトカバー〉 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 426ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2001/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4022613580
  • ISBN-13: 978-4022613585
  • 発売日: 2001/11
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 125,842位 (本のベストセラーを見る)
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40 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この本は、97年から98年に行われた宮台真司と著名人らとの対談集である。
今となっては対談内容はいささか旬を過ぎてしまったものもあるが、
当時の大きな社会現象や事件についての著者の洞察は鋭く、そして的確であった。
「あいつもわかってない、こいつもわかってない」
と著名な「知識人」と呼ばれる人らを切り倒していく。

だが、哀しいことにその明晰な分析をもって「知識人」を論破し、
恐らく自覚はあるのであろうが(無自覚かも)「無頼」を気取っていることが
「逆説的」に彼自身の「脆弱な自意識」をありありと露呈させてしまっている。
「真ちゃん、無理して粋がって生きててつらくないか?」
と思わず突っ込んでしまいそうな対談ばかりである。

読了後は、人間としての宮台真司の実在が読者の脳内に浮かび上がってくる。
彼の活動の動機付けの大元を垣間見ることができる。
「宮台真司」入門書として最良である。

このレビューは参考になりましたか?
17 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 まず『野獣系でいこう!!』ってタイトルじゃ、内容のごく一部しか伝えていない。ここは素直に『対論』か『宮台真司対論集』とでもしておいた方が、分かりやすいし結構アピールもすると思う。今や「宮台真司」ってそれなりのブランドだと思うしさ。

 内容的には、対談相手もバラエティに富んでて充実感ありました。でも江川達也や香山リカや田中康夫みたいな仲間同士でウナヅキ合ってるような対談より、田原総一郎や寺脇研みたいに意見(立場)の違いが際立つような対談の方が面白いね。なかでも宮崎緑の大ボケとも言えるストレートなツッコミにはかえって好感が持てましたよ。あと小室直樹との師弟対談も濃かったなあ。マゾ男優の観念絵夢氏の発言はぶっ飛び過ぎてて殆ど理解不能でした。

このレビューは参考になりましたか?
16 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By itv
形式:文庫
サブカルから政策論、宗教論まで。
対象は幅広く、かつ縦横無尽。人は此れを捉えて「何でも屋」と呼ぶのだろう。あるいは衒学趣味と呼ぶのだろう。実際この著者が対談集などを出したときにおける書評での扱い―ある種の常套句―は「知識のひけらかし」である。

この種の非難は大して意味はない。文庫版のあとがきにおいて著者自身、「学問的な問題設定を徹底的に極めたものが、事実上存在する学会的な対象領域を超えて、そのつど与えられる極めて多様な諸問題について思考できるようになる」というスタンスを明らかにしている。自分がたまたま学んでいるディシプリンで、あらゆる対象を徹底的に考え抜くこと。ものを考えるにあたり、とかく陥りがちなシニシズムを回避するヒントを私はここに見出す。

書を読んだ副産物は、著者の「師」の一人小室直樹の言説が意外に(笑)読むに足りうるものだったということ。小室はミクロ経済学での長期均衡は資本家が破産して労働者が餓死する状態―というサムエルソンの計算結果を引き合いに出す。そこで著者はこう応える。「学問はラディカル。19世紀ですでに、社会がまともなら人々が幸せになれるという思想は相対化されている」と。

思考を触発する対談の好例といえる。

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