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野に咲け、あざみ
 
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野に咲け、あざみ [ハードカバー]

芦原 すなお
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

なんちゃ、かむかい!

自立の心と負けん気で幾多の試練を乗り越えて「いのちの花」を咲かせた泣き虫律子の多感な青春。実母をモデルに波乱の昭和と讃岐の「女坊ちゃん」誕生を描く。
四国新聞、西日本放送などで好評連載。直木賞作家の最新長篇小説。

内容(「BOOK」データベースより)

自立の心と負けん気で幾多の試練を乗り越えて「いのちの花」を開かせた泣き虫律子の多感な青春。実母をモデルに波乱の昭和と讃岐の「女坊ちゃん」誕生を描く。

登録情報

  • ハードカバー: 424ページ
  • 出版社: 作品社 (2008/10/9)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4861822130
  • ISBN-13: 978-4861822131
  • 発売日: 2008/10/9
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 468,318位 (本のベストセラーを見る)
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形式:ハードカバー
大正元年、片田舎の農村、あまり裕福とはいえない家庭に生まれながら、高校教師、4児の母としての生涯を全うした作者の実母の一代記。全部が読ませどころのような力作だが、特にヒロイン・律子の父親に強く惹かれた。欠点も多い人物で、幼い日の律子はこの父を憎むが、やがて相似の父娘として理解しあい愛情を深めていく過程は感動的だ。いわば父娘鷹なのである。この父と母が穏やかな晩年を送るくだりは、読んでいてしみじみうれしい。
時に「坊っちゃん」のように痛快で、あるくだりは「二十四の瞳」さながらに泣かせる。葦原すなおにしてはかなり生真面目に書かれているが、随所で見せるとぼけたタッチは相変わらずで、前振りなしにいきなり結婚の話に突入するあたりは笑わせる。
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かむかい! 2009/3/23
形式:ハードカバー
芦原すなおさんのお母様のことを描いた、ほとんどノンフィクションという内容。
律子の誕生、幼少の頃から、生涯を閉じるまでのことが詳らかに描かれているが、
読み終えた感想は、まるで“青春譚”だ。
一直線、純粋……そういった律子の気質が力強く、かつ清々しい印象の物語だからだ。
教師という仕事に邁進し、愛する夫と子供のためには実(じつ)を取り奮闘し、
時々過労でぶっ倒れながらも、己の信じるやり方で生活を守り抜く律子。
試練の多い働く女性の先駆者のような生活を、律子は「かむかい精神」で突っ走るのだ。
仕事、家庭、子育てのトライアングルをしゃかりきになってこなすさまは圧巻。
生来の明るさ、感受性の強さが律子の特質で、愛すべき人だ。
名物教師として、名を馳せ、多くの生徒らに慕われたようだが、大真面目に生き、
お茶目に生き、力強く生き、ほんとうに同性からみても、とてもチャーミングな人物だ。
読みながら、幾度も共感を覚え、元気をもらった本。  
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By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:ハードカバー
 かつて新体操の指導者として何度も全国優勝に導いた高校教師が主人公。モデルは作家芦原すなおの母親礒野栗子先生。「あとがき」で著者は「この中に書いたことはほとんどが実際に起ったことで、その意味でノンフィクション・ノヴェル」と呼んでもいいと言っている。自叙伝『栗の実のうた』がこの小説の下地になっている。ダイナミックな文章で筆力のある素質は、この母親から受け継いでいる。新体操の自由演技での創作力は、この文章力に結実して直木賞作家になっていったと思われる。
 四国の地方紙ながら新聞小説として一年間連載されたものを、今回単行本として出版された。『青春デンデンデケデケ』と同じ、讃岐方言がふんだんに使われ、「なんちゃ、かむかい」(些事にこだわらぬゴーイング・マイウェー)の女丈夫的生き方が痛快に描かれている。朝ドラにでもなりそうな一代記。ローカル色もあり、かつ強烈な個性的女性の生き方は共感を呼ぶに違いない。
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