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重慶爆撃とは何だったのか―もうひとつの日中戦争
 
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重慶爆撃とは何だったのか―もうひとつの日中戦争 [単行本]

戦争と空爆問題研究会
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

世界史上初、無差別の戦略的爆撃を始めたのは日本軍だった!被爆体験者の聞き取りなど、6年にも及ぶ重慶爆撃の実態を解明、戦後補償裁判をにないつつ、アフガン・イラク戦争につながる「空からのテロ」の本質を明らかにする。

登録情報

  • 単行本: 237ページ
  • 出版社: 高文研 (2009/01)
  • ISBN-10: 4874984142
  • ISBN-13: 978-4874984147
  • 発売日: 2009/01
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
というのが正直な感想。
空襲に関しては米国への非難の声が大きいが、戦闘地域でない都市を、
計画的に継続して空襲する作戦といえば、はしりは日本だった。
本書のこの主張は、(悲しいことに)理にかなっている。
(評者自身は重慶爆撃について、この本で「勉強」したわけではない)

史実の検証以外の点では本書に対する異論も多々あるが、第二次大戦前後の
空襲は政府間では「お互い様」で終わっている感もあり、「日本もやっていた」
という認識はきちんと持っておかなければならない(もっとも中国は日本を、
日本は米国を、相手と同じように空襲することは不可能だったが)。

爆撃に関する基本的な資料にも触れており、重慶爆撃について調べたい人の
要求にも応えられる一冊。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By daphnetin VINE™ メンバー
形式:単行本
旧日本軍によって「奥地攻撃」と称して実行された重慶爆撃。

この重慶爆撃は、1937年の盧溝橋での日中両軍の衝突事件に端を発した
日中全面戦争において、当時中国の臨時首都所在地の重慶に向け、
1938年〜1943年にかけて連続的かつ無差別に爆撃が行われたもので、
中国国民の抗戦意思の破壊が目的にあり、地上部隊の進撃と全く連動せずに
ひたすら空からの爆弾投下のみに終始したものであり、明白な国際法違反の
犯罪であると述べています。

本書では、この重慶爆撃へ至る時代背景を前半部で読み解き、種々の資料を
紐解き、空襲の延べ日数や爆撃機の投入機数、使用爆弾の種類と量などの
データを示しがら、この作戦の全体像に迫ります。

後半は対抗する中国側の重慶での防空体制と抗日意識、そして被害者の悲惨な
体験が綴られています。

最後に、2006年に提訴された重慶大爆撃訴訟への道のりと題して、
無差別爆撃の被害者が原告となり、日本に謝罪と賠償を請求していく過程と
現在抱える問題点を論点を整理しながら原告代理人を務める法律実務家が
まとめています。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
知らなかった 2009/6/15
形式:単行本
2006年3月「重慶大爆撃訴訟」2007年3月「東京大空襲訴訟」が提訴された。どちらも日本政府を相手に、対都市無差別爆撃の違法性と賠償責任を問う裁判である。
新聞で、このことを知り「重慶大爆撃」とは、なんだろうかと関心をもった。

本書では、重慶爆撃の実態を資料や証言に基づき丁寧に解説している。
同時に、戦争における「空爆」「無差別爆撃」の歴史や背景、思想など深められていてよく理解できる。
戦争被害の「国家としての請求権」と「個人としての請求権」についてもわかりやすい。日本人として、1人でも多くの人に読んでもらいたいと思った。
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