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重すぎる母、無関心な父 (静山社文庫)
 
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重すぎる母、無関心な父 (静山社文庫) [文庫]

信田 さよ子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

親の愛に支配され「いい子」を演じてきた子どもは成人後も「生きづらさ」に苦しむ。その原因を知れば、親子や人間関係がラクになる!

内容(「BOOK」データベースより)

親が「親」の役割を演じられなくなると、子どもを「愛」という言葉で縛る。「過剰な愛」に支配された子どもは、親のために「いい子」を演じる。決してなくならない日本特有のウェットで歪んだ親子関係は、成人してからも続く「生きづらさ」の原因。でも「私はアダルト・チルドレン」と認めた時から、他の誰でもない、「私が主役」の人生が始まる。「親子関係を見直したい」「人間関係をよくしたい」「自分の人生を生きたい」と思っている人のための本。

登録情報

  • 文庫: 232ページ
  • 出版社: 静山社; 初版 (2011/1/6)
  • ISBN-10: 4863890923
  • ISBN-13: 978-4863890923
  • 発売日: 2011/1/6
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 73,627位 (本のベストセラーを見る)
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本書は、『アダルト・チルドレン完全理解」(1996年)と
『アダルト・チルドレン 実践編』(2001年)の二冊に
加筆、再編集したものでした。

発売されたときにも読みましたが、いまも全然古くないです。
アダルト・チルドレンという広まった言葉の定義をあらたに
読むとこの言葉で、救われたと思った当時のことを思い出します。

家族はいいものだ、という幻想を壊し、苦しかったら
逃げていい、という主張は、家族という密室で苦しんできた人と
カウンセリングの現場でたくさん出会ってきた著者ならでは
の提言でしょう。

アルコホリックの家庭で育った子どもの苦しみ、
母の愚痴を垂れ流され子ども苦しさ、夫の暴力にさらされる妻、
夫の暴力から逃げたことを責められる
大人の娘、なんというたくさんの家族による不条理な苦しみが
あるのか、、、

人としての核を壊されるような家族なら逃げていい。家族を
解散していい。離婚だって、夫婦解散だ、なんと希望につながる
提言でしょうか。
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By もも
ACの本にもいろいろありますが、特に現代社会で一番多いであろうタイプのACをメインに取り扱った本です。
「重すぎる母、無関心な父」
父親の存在が毅薄(もしくは支配的)で、母親とその子供たちがともに苦労を背負う家庭。
周りでも少なからず存在するタイプの家庭で、潜在的に「これくらいは普通」となりやすいパターンの一つですが、
子供たちはなぜこんなにも重いのか、なぜ生きづらいのかを解りやすく読み込めます。
今まで疑問に思ったり言いたかったことをさっぱりと代弁してくれています。
特に「支配・被支配ー家族の中にあるいじめ」という項は簡潔に問題点をとらえていて読みやすい。
子供は親の感情のゴミ箱であり、「家族」という本来なら安心する逃げ場がなかったということ。
特に真面目で責任を背負わされて生きてきた人間には心が楽になるような文章があります。
「幸せな家族ごっこ」という言葉には誰もが共感するでしょう。
「これは、本当は普通のことではなかったのだ」と読み返して思うたびに回復の手助けとなるのではないでしょうか。

また、特にACの人の特徴・考え方・長所が詳しく書かれているところが興味深く思いました。
おススメできます。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Amazonが確認した購入
「家族とはとても危険なものなのだ、家族が最終的なくつろぎの場であるという幻想を捨てなければならない、それを知りつつ、家族形成を選ぶこと、つまり家族形成そのものを一つのオプションにすること」
「積極的な選択として『家族解散』という可能性を提示しましょう」

という本書の核になる主張だけでも、おそらく先のレビュアーの方も書かれている通り、このことが原因で苦しんでいる方にとっては強い支えに、あるいは目からウロコの、新しい世界が開かれるキッカケになるでしょう。私自身もわが身に引き寄せて強く共感します。

その他9割の部分ですが、「具体的な相談者の例を挙げてそれぞれを掘り下げる」というような形ではなく、一般論的な著者の考察、主張が書き連ねられています。「最近の若者は」「団塊世代は」「日本は」「アメリカでは」「男は」「女は」「サラリーマンは」「バブル経済で」といった社会学的?考察の占める割合が多いように感じますが、ちょっと一般化し過ぎかつ断定的で、それぞれ典型的な若者や団塊世代や日本人や……には当てはまるかも知れないが、あまり断言されてもどうかな、という不満は感じるのですが、まあ万能薬だと思わずに「一般的にこれこれの傾向がある」くらいのつもりで読めば、ナルホド、という箇所も多いです。

いずれにしてもそれは枝葉のことで、上に挙げた核の部分こそが本書の値打ちであり、思い当たる方にとっては救いとなるケースも多いのではないでしょうか。ピンときた方は手にとられるとよいと思います。
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