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里見義堯(よしたか) 北条の野望を打ち砕いた房総の勇将 (PHP文庫)
 
 

里見義堯(よしたか) 北条の野望を打ち砕いた房総の勇将 (PHP文庫) [文庫]

小川 由秋
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

滝沢馬琴の名作『南総里見八犬伝』で知られる房総の戦国大名・里見家。しかしその実像はこれまで、史実とフィクションの入り混じった八犬伝によって、かえって陰に隠れてしまっていた。本書は、里見家中興の祖・義堯の波瀾万丈の人生を描いた長編小説。
甥・義豊との骨肉の争いを制して里見家の当主となった義堯は、安房一国を統一、関東制覇を目論む日の出の勢いの北条氏に敢然と立ち向かう。敵味方入り乱れての戦いが続く関東の地で、一時は房総半島全域に勢力を拡大するも、北条氏に二度までも大敗。絶体絶命の窮地に陥るが、そのたびに義堯は家臣一丸となり、不屈の闘志で存亡の危機を乗り越えていった……。
弱肉強食の覇道が横行する戦国にあって、宿敵・北条氏からも「仁者必ず勇あり」と、その人柄と戦いぶりの見事さを称えられていた里見義堯。北条の野望を阻むとともに、ひたすら領民の安穏と繁栄を願い、戦いに明け暮れた勇将の真実の姿に迫る力作。

内容(「BOOK」データベースより)

『里見八犬伝』で知られる戦国大名・里見家。家中の内紛を制して第5代当主となった義堯は安房一国を統一、関東制覇を狙う北条氏に敢然と立ち向かう。一時は房総半島全域に勢力を拡大するも、北条氏康に二度までも大敗、窮地に陥る。しかしそのたびに義堯は、不屈の闘志で存亡の危機を乗り越えていった…。領民の安穏と繁栄を願い続け、北条の野望を阻んだ勇将の姿に迫る力作長篇小説。

登録情報

  • 文庫: 381ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2005/12/2)
  • ISBN-10: 4569665535
  • ISBN-13: 978-4569665535
  • 発売日: 2005/12/2
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 81,055位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
いろいろな戦国大名の歴史小説を読んできたが久しぶりにいい小説を読ませていただきました。里見氏という房総半島に覇をとなえたほとんど

知られていない武将ですが読んで行くうちに自分自身が引き込まれていくのに気がつきました。関東といえば北条氏です。またこの北条氏の関東制覇を阻んだのが上杉謙信、武田信玄それからその他の小大名です。

里見氏といえばあの有名な里見八犬伝ぐらいしか浮びませんでしたがやはり里見義堯という名将がいたんですね。世間に知られていない今回のような歴史小説を次回も期待します。
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By えり
形式:文庫|Amazonが確認した購入
戦国時代の安房大名,里見義堯の生涯を描く.
里見氏の名は,南総里見八犬伝で知る人が多いと思う.そのことが還って災いし「真田十勇士」同様,物語が有名になり過ぎて,本当の里見氏の姿を知る人は数少ないような気がする.「関東三国志」の北条氏・武田氏・上杉氏,戦国初期および末期にそれぞれ関東に影響を与えた今川氏・伊達氏に比べて,里見氏は地味で目立たない存在かもしれない.むしろ北条氏の関八国制覇を阻害したことにより,期せずしてその後の上方政権成立への一助となってしまったことによる,関東人としてのネガティブな存在として認識している人もいるかもしれない.
本書は戦国時代における一大名であった里見義堯を,関東戦国史の中に史実に沿って忠実に描く.史家ではない我々が里見義堯に対して行う評価は,本書を手にしてからにしてもよいかもしれない.
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
安房・上総・下総まで威勢を広げた里見義堯が主人公。

里見氏は北条氏に対し、二度の国府台合戦に押し負ける。

国府台は里見氏にとっては忌み嫌う土地であったろう。

私はこれまで、里見氏には戦下手な先入観を抱いていた。

しかし、この作品を見ると相模北条氏をとことん苦しめた関東屈指の武家であったことがわかる。私のように国府台の里見氏しか知らない方にぜひ読んでもらいたい。

脇役としては、正木時茂と義堯の長女が印象深い。

血を流すための侵略は行わず、ただ、安房国の繁栄のために、身を削り、戦う。

弱者を労り、強者に屈さず、これこそ上に立つ物の理想だと思う。
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