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醜の歴史
 
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醜の歴史 [単行本]

ウンベルト エーコ , Umberto Eco , 川野 美也子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

現代の「知の巨人」エーコが、絵画や彫刻、映画、文学など諸芸術における暗黒、怪奇、魔物、逸脱、異形といった、恐ろしくぞっとするものを徹底的に探究。本書は、世界的に好評を博した『美の歴史』の手法により、「醜」の多様性と傾向を明らかにする。なぜ我々は死、病、欠陥を恐れるのだろうか?はたまた醜さが持つ磁石のような魅力はいったい何に由来するのだろう。ミルトンのサタンから、ゲーテのメフィストフェレスまで、魔術と中世の拷問から、殉教、隠者まで、神話上の怪物から、夢魔、食人鬼、デカダンス、あるいはキャンプ、キッチュ、パンク、さらには現代美術まで、実に興味深い構成とトピックにより議論が展開される。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

エーコ,ウンベルト
1932年、イタリアのアレッサンドリア生まれ。哲学者、言語学者、小説家。トリノ大学で哲学・中世美学を学び、卒業後はイタリア放送協会で文化番組のプロデューサーとして勤務。その後ミラノ大学、フィレンツェ大学で記号論を講じ、ボローニャ大学では人文科学部長を務めた。世界的ベストセラーとなった『薔薇の名前』など小説のほか、記号論・哲学分野で重要な著作がある

川野 美也子
学習院大学文学部史学科博士課程満期退了。イタリア・ルネサンス文化史専攻。1990‐1994年、イタリア政府奨学金留学生としてフィレンツェ大学、ミラノ大学に学ぶ。元学習院大学非常勤講師。現在、エコールプランタンで美術史や比較文化(オペラと歌舞伎など)の講座を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 454ページ
  • 出版社: 東洋書林 (2009/10)
  • ISBN-10: 4887217692
  • ISBN-13: 978-4887217690
  • 発売日: 2009/10
  • 商品の寸法: 23.8 x 17.8 x 4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 425,894位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 感激の一言。著者は多才な学者です。貴重な挿絵ばかりでまず何より美しい。, 2009/11/13
By 
団塊予備役 (東京都中野区) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 醜の歴史 (単行本)
あくまで欧州におけるということですが、歴史を追い古典世界から近代まで、芸術と文化(含政治)における、醜さの概念を分類した説明と資料に圧倒されます。本来レビューなどの対象になるべき著作ではありませんが、第一級の資料を使い、醜さ(色々な意味で)の意味するもの、変遷を啓蒙してくれた感激と感謝を表して。決して表面的なグロテスクさを品悪く表すものではありません。それは著者への冒涜です。恥ずかしながら「薔薇の名前」の著者とは気づきませんでした。勿体ないですが挿絵(を越えたレベル)を見るだけでも十分価値があります。翻訳は「ルネサンス宮廷大全」と同じ方ですね、またまたありがとうございました。
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 醜いものに惹かれます, 2009/11/13
By 
pommier_pomme - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ100レビュアー)   
レビュー対象商品: 醜の歴史 (単行本)
古今東西、世界中の芸術品を、「醜い」という観点から丹念に解説してくれている書。難しいことにはまったくの素人の私でも、かなりおもしろい。とにかく図版がたくさん収録されていて、一つ一つに丹念な解説がしており、歴史の順序に沿って、全体的な美術の流れも良く分かる。
そして、私と同じように、人間を深淵からくすぐるような「醜いもの」「恐ろしいもの」が好きな人にはたまらない本である。自分だけでは決して網羅できない、自分のアンテナに引っかかる、世界中に散らばる醜いもの。454ページもある分厚いしっかりとした本で、もちろん高価であるが、毎夜毎夜眺めて楽しむことができるとすれば、内容の濃い本なのでかなり時間を要するはずだ。そういう意味で、モトも取れる。なかなかお目にかかれないタイプの、美術書の良書であると思う。ただ、時々、トラウマになりそうな、思わず目をそむけてまうような恐ろしい図像もある。そんな時は、セットで発売されている『美の歴史』に逃げ込むのもよいかもしれない。
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