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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
感激の一言。著者は多才な学者です。貴重な挿絵ばかりでまず何より美しい。,
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レビュー対象商品: 醜の歴史 (単行本)
あくまで欧州におけるということですが、歴史を追い古典世界から近代まで、芸術と文化(含政治)における、醜さの概念を分類した説明と資料に圧倒されます。本来レビューなどの対象になるべき著作ではありませんが、第一級の資料を使い、醜さ(色々な意味で)の意味するもの、変遷を啓蒙してくれた感激と感謝を表して。決して表面的なグロテスクさを品悪く表すものではありません。それは著者への冒涜です。恥ずかしながら「薔薇の名前」の著者とは気づきませんでした。勿体ないですが挿絵(を越えたレベル)を見るだけでも十分価値があります。翻訳は「ルネサンス宮廷大全」と同じ方ですね、またまたありがとうございました。
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
醜いものに惹かれます,
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レビュー対象商品: 醜の歴史 (単行本)
古今東西、世界中の芸術品を、「醜い」という観点から丹念に解説してくれている書。難しいことにはまったくの素人の私でも、かなりおもしろい。とにかく図版がたくさん収録されていて、一つ一つに丹念な解説がしており、歴史の順序に沿って、全体的な美術の流れも良く分かる。そして、私と同じように、人間を深淵からくすぐるような「醜いもの」「恐ろしいもの」が好きな人にはたまらない本である。自分だけでは決して網羅できない、自分のアンテナに引っかかる、世界中に散らばる醜いもの。454ページもある分厚いしっかりとした本で、もちろん高価であるが、毎夜毎夜眺めて楽しむことができるとすれば、内容の濃い本なのでかなり時間を要するはずだ。そういう意味で、モトも取れる。なかなかお目にかかれないタイプの、美術書の良書であると思う。ただ、時々、トラウマになりそうな、思わず目をそむけてまうような恐ろしい図像もある。そんな時は、セットで発売されている『美の歴史』に逃げ込むのもよいかもしれない。
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