電解質のテキストでは、黒川先生の「水・電解質と酸塩基平衡―Step by stepで考える」が有名です。
しかし、こちらも非常に理解しやすく、読みやすさでは勝っているように思えます。
また、常に「現場」と言うものを意識した作りになっているため、検査結果から次にどう動けばいいのかを教えてくれ、貴重です。
ただ、ツルゴールとcapillary refilling timeに関して本書は何も注意を設けていませんが、McGeeの"Evidence Based Physical Diagnosis"や林寛之先生の"Step Beyond Resident"では『小児においてのみ有用』とされているので、その点に関しては配慮した方が良いと思います。
総じて、次の一手を考える力がつき、説明も読みやすく分かりやすいという良書ではないでしょうか。