●非常に無能な警察が一部組織に混じっているんだなあと痛感しました。怖いですね。点数稼ぎなのか正義感なのかも分からないのが無能者の不気味なところです。大体盗んだ奴がなんで札束を持ち主のすぐ後ろでぺらぺら数えるんでしょうか。捜査の知識経験以前の一般常識・判断力が無いのに暗澹たる気持ちになりました。
●ただ主人公もそれほど泥酔するまで飲酒に浸りきったことに一切の後悔が無い、加えてこれからの戒めとする決意を抱かないのにはちょっと呆れました。無能な人物がごく一部存在する警察の組織という現実を知ってしまった以上もっと自衛の意識を持ってしかるべきだと思いますが。特に飲酒はもう外では控えるとか考えないのでしょうか。道端に寝そべるほどの深酒を異常と思わない価値観は警察のおかしな先入観とどこが違うのでしょうか。当人たちは当たり前だと思っているけど実は一歩離れたところか眺めるととっても狂っているんです。
●お兄さんとお父さん、これはとても凄いと思います。信じてやれる度量と理性、最後まで闘えたのはこの二人のお陰ですね。口先ばっかりではないというのが伝わってきました。また日頃の行いの大切さも分かりました。
●日頃精神科医に疑念を抱いておりましたがこの本に登場するような澄み切った理性の持ち主もおられるんですね。結局この方の分析が検察の主張に決定的なとどめを刺します。