面白くなかった。
酒乱の受けは悪くないけど、それだけ。
樹生作品独特の会話の面白さもテンポも精彩さを欠く。
中途半端に出てくる間男もどきも、伍代が超金持ちなのも、伍代の父親の病気や確執も、どれもが話を安く飾り立てるだけ。
話の筋は悪いわけじゃないのに、結局何がしたかったのかさっぱり。
いや、何がしたかったのかはわかる、うん。
受けが同期の攻めを好きで、でも面と向かって言えないし、自分がゲイだってことももちろん秘密だから、酔った振りして好きだといいまくる。
それをはいそうですかと優しく受け止めつづける攻め。
それだけ。
なんか、最初から行く先が見えてるんですよね、透けてみえてて、そうなるしかないじゃん!みたいなお約束がちらついてしらけながら読んでました。
基本、樹生作品大好きなんですが、これはいただけなかったなぁ。
他の作品との違いを知るためにも、あえて読んでみて、比べる意味で。チャレンジャーとして。