ぼくも、記憶をなくしたことは、少なくない。そういう人にとって、本書は、安心できる本。
みんなよくやるよな、とか。
mixiの「酔って記憶をなくす」コミュのコメントを編集したものなんだけど、ありがちな話がたくさん入っている。
目新しいわけじゃない、と思う。
それでも、第一に、記憶をなくす女子がけっこう多いというのは、何だかほのぼのする。しかも男性の前で、なくしつつ、結果オーライなケースもけっこうあったりして。
それから、圧倒的に多いのは、20代30代。まあ、この世代なら、酔って粗相しても、許されるかな、とは思うな。
40歳を過ぎたら、自重したい、とも思う。思うだけですが。
三人の子持ちで子どもの前で記憶をなくすとかもいたな。でも、虐待するよりずっとまし。おかあさんは酔っても子どもを愛している。
本当に、酔って記憶をなくした、というより、本当は記憶がある経験の方がつらいわけだけど、酔って粗相をしたことを思い出すのって、かなりはずかしい。でも、そうした気持ちを、かなりやわらげてくれる、という点では、とても効果のある本、なのである。