佐伯氏はもう発表する作品を選別する時期に来ていると思う。
古着屋総兵衛の新シリーズまで始めたが、自分にとっては前作も敬遠した作品であり、新展開!と銘打たれても興味が湧かない。
「狩り」シリーズは開店休業、交代寄合も幕末の時代背景が自分の性に合わないのでこれまたパス。
鎌倉河岸と小籐次は何度となく読み返しているのだが、磐音もこの頃食傷気味。
吉原裏同心も「なんだかなぁ〜」てな展開もあり、もはやネタ切れ状態。
月刊佐伯とまで呼ばれていた頃の勢いも失せ、あとはどう有終の美を飾るかが焦点にしかならない作品群。
栗本薫のように「目指せ100巻」と謳わないだけマシだが、ずるずる駄作に堕ちた物を読まされるのは御免だ。
辻褄合わせ、ご都合主義の展開はもうたくさんなので、逆にあと少し読みたかったと思えるぐらいの展開でスッパリ終わらせてくれ。