茶道のような「酒道」を構想した本。しかし、形式張った「道」というよりは、大人のスマートで楽しい酒の飲み方をアドバイスするといった内容だ。
全体はおおよそ三部構成で、最初に酒道について語られる。他人から一緒に酒を飲みたいと思われる人間になるにはどうすればいいか、無礼講の理想と現実、女性を口説くときの酒など。
それから、これまで島田さんが世界を旅して飲んだ酒のエピソード。アメリカ、東欧、ロシア、台湾と各地でいろいろな酒を飲んでいて羨ましい。ニューヨークのバーのエピソードが印象的だった。
そして最後は東京近郊の居酒屋のこと。あちこちの名店を紹介しているのだが、そのセレクションやオススメのポイントにも、ちゃんと「酒道」の考えが貫かれているのがおもしろい。