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酒中日記 (中公文庫)
 
 

酒中日記 (中公文庫) [文庫]

吉行 淳之介
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

酒を通じての交友、華やかな祝い酒、酒乱とその翌日の後悔の時間、大酔しての活躍状況、いくら飲んでも底なしの人物……その他いろいろ、各種各様のタイプが揃っている。酒にまつわる珠玉のエッセイ集。

内容(「BOOK」データベースより)

酒を通じての交友、華やかな祝い酒、酒乱とその翌日の後悔の時間、大酔しての活躍状況、いくら飲んでも底なしの人物…その他いろいろ、各種各様のタイプが揃っている。酒にまつわる珠玉のエッセイ集。

登録情報

  • 文庫: 219ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2005/03)
  • ISBN-10: 412204507X
  • ISBN-13: 978-4122045071
  • 発売日: 2005/03
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:文庫
「小説現代」に連載された、タイトル通りのページのエッセイを集めたもの。
出版年は2005年だが、実際には20年ほど前の1988年に編まれた本からの再構成だし、各エッセイは、さらに20年くらい遡った昭和41年からのもの。
なんで、今更「新刊」となったのだろう?

編者の吉行淳之介(もう亡くなってから久しい)に始まり、安岡章太郎、瀬戸内晴美、遠藤周作、、、と、現代文学史に出てきそうな人たちから、最後の方(時期別になっているので、最後は昭和63年)は山田詠美、吉村昭、という32人の作家によるエッセイである。

「某月某日」で始まる、いずれも酒(というより酒を飲むこと)に関わる他愛もないエッセイは、ある意味ではブログそっくりであるが、大きく違う点が二つほど。

一つは、その内容。
バーからバーへとはしごを続け、気が付いたらパジャマで朝の新宿を歩いていたとか、作家同士、昼日中に相手の家に押しかけ、飲んでは人を呼び自分も出かけるという、ちょっと前の「作家」イメージが見事に再現されている(というより本物)。

もう一つは完成度。
内容そのものは「他愛ない」が、一つ一つ、読んでいくと味がある。やはり、商品として存在している文章だけのことはある。ブログに違和感を感じるのはこの辺りで、何の責任も負わない、自分だけの書きっぱなし、というのはどうも(ごめんなさい)。

「朝、家で起きてみると、やはり目の前に大きな鬱のクマがいた。しかたなくまた死んだフリをする。」
こんな文が書ける酔っぱらいって、すごいと思う。

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