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酒の神ディオニュソス―放浪・秘儀・陶酔 (講談社学術文庫)
 
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酒の神ディオニュソス―放浪・秘儀・陶酔 (講談社学術文庫) [文庫]

楠見 千鶴子
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

過酷な迫害と死の体験者、ディオニュソス。理智・端正・青春と明るい光のイメージのアポロンに対し、反理性・激情・狂乱と人間の内奥深く闇の中に棲む神、ディオニュソスとは一体どんな神なのか。雪の北ギリシアから青いエーゲ海の島々へ。謎深き神との内なる対話を交わしつつ、情念の根源から女性の心を解放した神の本質を探るギリシア神話紀行。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

楠見 千鶴子
1938年、広島県生まれ。学習院大学文学部国文学科卒業。第10回作家賞受賞。大学卒業後、古代ギリシアに興味を持ち、現地での旅・研究を重ね、神話・美術・音楽などに関する著作に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 318ページ
  • 出版社: 講談社 (2003/06)
  • ISBN-10: 4061596020
  • ISBN-13: 978-4061596023
  • 発売日: 2003/06
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 紀行文です, 2004/9/16
レビュー対象商品: 酒の神ディオニュソス―放浪・秘儀・陶酔 (講談社学術文庫) (文庫)
ディオニュソスの信仰に関する本ではなく、アレクサンドロス大王ゆかりの遺跡や、神話の舞台になった遺跡を訪ねる本である。
紀行文。信仰から見えてくる、古代の価値観などは、タイトルの割には、出てこない。
劇場マニアには、たまらないであろう、写真が多くある。
神話の引用も多々あって面白い部分もある。

しかし、著者の思い込みの激しさと、ディオニュソスとは関係ない文章の多さに閉口させられた。
ディオニュソス紀行というタイトルにすれば、期待もせず、購入しなかっただろうに、と悔やまれる。

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5つ星のうち 5.0 ディオニュソス紀行, 2010/3/24
レビュー対象商品: 酒の神ディオニュソス―放浪・秘儀・陶酔 (講談社学術文庫) (文庫)
 作者のディオニュソスを求めた旅を記した本です。ディオニュソス信仰の歴史などではなく、この神の本質をたどるような旅の記憶を書きまとめたものです。作者とディオニュソス神との関わりと思い出の集大成と言ったほうが適しているのかもしれません。

 専門的な内容ではなく、どちらかというと非常に個人的な旅行記です。しかもギリシアを旅行したこともなく、またギリシア神話を知らなければ、作者の考えに賛同することも彼女の経験を想像し疑似体験することも難しいかもしれません。 
 そういう意味では万人向けの本ではありませんし、ディオニュソス神への解釈でも人によっては賛成できない部分があるかもしれませんね。

 しかしもしこの作者の神話への情熱や解釈、また彼女が実際にギリシアを旅行して伝えてくれる話が好きなのであれば、ディオニュソス神に関心がなくとも楽しめる一冊であることは確かです。読んでいるうちにいつしか読み手の心を現地に連れて行ってくれるかのような書き方は心地よいものですし、彼女のような現地の人との関わりに重きを置いた神話旅行をしてみたいと思わずにはいられません。
 個人的にはディオニュソス神には興味はないのですが、最後までしっかり楽しみながら読ませてもらいました。
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