とある駅ビルの6階にある成風堂書店を舞台に、
しっかり者の書店員・杏子さんと
勘の良いアルバイト大学生・多絵ちゃんが、
書店で起こる謎や事件を鮮やかに解き明かす!!
大崎梢原作の本格書店ミステリ小説を
「暴れん坊本屋さん」でおなじみの
久世番子が完全コミカライズ!!
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
本屋さんが舞台のミステリィ,
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レビュー対象商品: 配達あかずきん (ミステリ・フロンティア) (単行本(ソフトカバー))
主人公は、その本屋さん・成風堂書店に勤める杏子さんと、アルバイト店員の多絵ちゃん。本屋さんで起こるちょっとした事件を、この二人が解決するのですが、この女の子コンビの 息がピッタリ合っていて、読んでいてとっても面白いかったです。 特に、多絵ちゃんは、勘が鋭くズバリと謎を解く反面、プレゼント包装をたくさんダメにして しまうくらい、とても要領が悪いところがあって、そんな愛嬌のあるところも、「良し!」です。 それと、本屋さんという、出かければ必ず立ち寄る身近な場所が、舞台になっているのが良い です。 本屋さんには意外な謎が隠れていていると思うと、いつも立ち寄る本屋さんも、違った視線で 見ることができるので楽しいし、本の中で明かされている本屋さんの仕事内容という裏舞台を 知ることができるのも面白いです。 さて、この本は短編集では、 ・パンダは囁く ・標野にて 君が袖振る ・配達あかずきん ・六冊目のメッセージ ・ディスプレイ・リプレイ と、5つの物語が語られます。 私の一番のお気に入りは、「六冊目のメッセージ」。 入院中に差し入れられた5冊の本にまつわる話で、チョイスされた本の絶妙さが伝わってくる ような話のやり取りと、本に対する人それぞれの思いを垣間見ることができて、本好きとして はたまらないお話になっています。 それから、タイトルになっている6冊目の本が、素敵な意味を持っていて、読んだ後「素敵! く〜。うらやましいっ!」って思うのと同時に、ロマンスが始まる予感にドキドキしました。 人に勧めする本や贈る本って、自分の趣味もあるし、もちろん贈る相手の趣味もあるので、 とっても難しいと思うのですが、この本『配達あかずきん』は、本屋さんが好きで、さらに ミステリィが好きな人には、絶対にハズレなしのオススメだと思います。
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
本好きにはたまらない、本屋さんを舞台にした推理小説,
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レビュー対象商品: 配達あかずきん (ミステリ・フロンティア) (単行本(ソフトカバー))
ここは、どこにでもありそうな駅ビルの6階にある本屋さん。取次店から届く本の山をさばき、レジを打ち、定期購読の本を配達してまわるかと思えば、本に添えるポップ広告を書き、お客さんの質問に答える。 本書は、はたで見るより忙しい本屋さんを舞台にした推理小説です。 日常業務をてきぱきとこなす書店員の杏子は、困っているお客様を放っておけず、気がつけば事件に巻き込まれています。 頭の回転の速い主人公が自分で事件を解決すると思いきや、杏子ひとりでは謎が深まるばかり。 そこでもう一人の主人公、アルバイト店員の多絵が登場し、推理力をはたらかせます。 解決したかと思った事件は思わぬ展開を見せ、予想もしなかった結末に! 推理小説の王道をいく本格的ミステリで、しかも、読み終わったあと、心がポッとあたたかくなりました。「本の雑誌」2006上半期エンターテインメント 第2位を受賞しているのも納得ですねえ。 本書は5つの連作小説で、そのうち3編は、本を探す、本を薦めるがテーマになっています。 書店員だからって、全部の本を読んでいるわけはありませんので、主人公の杏子も、自分の担当コーナー以外はそんなに詳しくありません。 ところが、「六冊目のメッセージ」では、退院したばかりの女性が来店し、入院中に絶妙の本を推薦してくれた男性をさがします。杏子の同僚にそんなに本のセンスのいい男性社員はいません。じゃ、いったい何者なの? というところから物語は展開します。 謎の男性が薦めた本は、どれも気になる本ばかり。推理のゆくえも気になりますが、登場する本も読みたくなってしまいます。さっそく、私も一冊申し込みましたよ。 本好きの作者が書いて、本好きの主人公が登場して、本好きな読者が読む。 そして、本好きを満足させる一書でした。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
本屋さん好きで、ハマる,
By 九月 - レビューをすべて見る 有能なしっかりものの書店員杏子さんと 不器用だけど名探偵のアルバイト多絵ちゃんの 書店的日常プラスアルファの事件簿。 本好き、書店好きの人に愛されている原作を、 本屋さんの内幕を描いたマンガ「暴れん坊本屋さん」がヒットした 久世番子さんがマンガ化していて、 本屋さんの雰囲気がよく出ている気がしました♪ 杏子さんたち、主要登場人物もイメージどおり。 ミステリのジャンルとしては、日常の謎モノで、 短編が連作で五編いり。 暗号のようなメモから本を探すと浮かび上がる事件「パンダは囁く」、 和歌を書いた紙と「あさきゆめみし」が導く「標野にて君が袖振る」、 美容院にお届けした雑誌に挟まっていた盗撮写真をめぐる「配達あかずきん」、 お見舞いの本を選ぶのを手伝ってくれた人を探す「六冊目のメッセージ」 ディスプレーへの嫌がらせの真相「ディスプレイ・リプレイ」 人の悪意とあたたかいものが、ふたつとも描かれています。 杏子さんと多絵ちゃんのかけあいも楽しい。 カバー下の4コマも笑えます。
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