一般に難しいと言われる都市計画について、とてもわかりやすく書かれているが、その内容は日本の現状からみれば衝撃的、しかも15年以上前に書かれたものだが日本はまったく良くなっていない。
環境アセスと言えば日本では、せいぜい自然環境しか項目にないが、アメリカでは就職、住宅、学校、すべてが項目になる。考えてみれば都市を考える時に自然環境の変化はもちろん重要だが、大規模な計画になれば都市に与える影響は大きい。
例えば、現在も郊外では中心市街地がなくなるような開発がいとも簡単に行われているが、このようなアセスをすれば将来の中心市街地の姿を住民が考え、選択するチャンスを与えられることになる。
ずっとこのままで日本はどうなるのか。考えさせられる本だった。
著者はこれ以外に探しても一冊しか本を書いていない事が残念。