「都市」を共通のキーワードとする論文集。日本の研究者に中韓仏の研究者が加わり、都市が成立した中世から現代まで、様々なテーマで考察する。
都市にも色々あって、自然発生的に生じてどんどん大きくなったものと、有力な施政者が「引越し」してきて形成されたものとでは、住民の気風も自己認識も違う。
本書で対象となっているのは東京(江戸)、トゥールーズ、上海、パリ、京都など、アジア中心にヨーロッパにまで及ぶ。
切り口も庭園、食、アート、旅行、演劇と様々である。
やや広がり過ぎという気もするが、最近の都市研究、都市論の一端を眺めることができる。