Would you like to see this page in English? Click here.

この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
都市という新しい自然
  

都市という新しい自然 [単行本]

日野 啓三
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。



キャンペーンおよび追加情報


商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

都会ではない「都市」、田園牧歌的自然ではない本来の「自然」に関するものが主だが、自作も含めて文学、映画作品に関する文章もある。「現実」と「意識」との関係ということも、一貫する主題と言えるかもしれない。われわれの現実も意識も、共に底深く不安にスリリングに揺れ始めている、というのが80年代の著者の基本的感触である。最新エッセイ集。

登録情報

  • 単行本: 261ページ
  • 出版社: 読売新聞社 (1988/07)
  • ISBN-10: 464388066X
  • ISBN-13: 978-4643880663
  • 発売日: 1988/07
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 894,568位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告

  • 目次を見る

この商品にタグをつける

 (詳細)
タグは、商品との関連性が非常に強いキーワードまたはラベルのようなものです。
タグにより、すべてのお客様がお気に入りの商品の整理と確認を行うことができます。
※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら
 

カスタマーレビュー

星4つ
0
星3つ
0
星2つ
0
星1つ
0
最も参考になったカスタマーレビュー
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本エッセイにおける日野氏の見解では、「都会」と「都市」とでは、意味合いが微妙で重要に異なります。

「都会」が何となく人間が群がり用も無いのに道を歩き回る場所だとしたら、「都市」は街路から人の姿が消え、高層ビルが林立し、そこを見えない情報が飛び交い渦を巻く場所を指します。具体的に言うならば、前者は渋谷や新宿などの繁華街のイメージで、後者は千代田区辺りのイメージといったところです。

「本来の自然(荒涼としたカオス)→農村的自然(花鳥風月的田園風景)→都会→都市(鉱物/逆説的に、最初の「本来の自然」に近づく)」という、「自然」の段階を提示し、「私にとって都市も自然だ」と断言する日野氏のこういったオリジナルな思想は、「都市」に暮らす人間にとっては、異端ではなく、寧ろかなりしっくりと共感出来るものです。

私としても、田舎から東京に出てきて、東京に対する認識が、かなり変わりました。東京に出る前は、「東京=渋谷・新宿=危険/田舎=自然=安全」という、二項対立的な先入観があったのですが、実際のところは、全くもってそうではありません。渋谷や新宿は確かに危険な側面もあるのでしょうが、私が現に生活している文京区や、隣の千代田区は、安全であるけれど、ヒリヒリと荒涼な都市感覚が身に染み入るような場所です。しかしながら、今では私は、この鉱物化した神経質で魅力的な「都市」での暮らしに、非常に愛着を持っており、恐らく私も日野氏のように、もう田舎では暮らせないというような状態です。

いずれにせよ、眼から鱗が落ちるような「都市」に対する新鮮でポジティヴな認識を本書によって読者は得られ、そしてこの「都市」に対する捉え方は、本書が出版されて丁度二十年が経ち、さらに鉱物化が促進された「都市」を有する今の時代に生きる我々にとって、かなり有効で普遍化された思想と成り得るものだと言い切ることが出来ます。
このレビューは参考になりましたか?
カスタマーレビューの検索
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   
関連するクチコミ一覧


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す









この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック