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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
子供の視点と言葉で語られる,
By セクシースヌーピー (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 部屋 (単行本)
不完全な子供の言葉で語られています。監禁されていたとしても、そこで産まれた子供にとってはそこが自分の家。部屋から脱出できた としても、安全な「家」に戻りたいと感じてしまいます。本来であれば 緊張感ある場面なのでしょうが、緊張感のない子供の反応に終始「イラっ」 とさせられてしまいました。その辺もリアルなのでしょうか。 この物語は「監禁状態からの大脱出劇」が大きなテーマだと 思って読み始めましたが、どうもそうでもないらしい。脱出はほんの 真ん中くらいで達成されます。むしろ、部屋から脱出する前後の子供の 反応を読ませたかったのかなと思いました。周囲の人からの扱いという のも時には残酷だったりします。 ただ、読み物として「ちょ〜おもしろい」かといったらそれはそこまで でもないため、星は4つとしました。 どうでもいいかもしれませんが、帯についている 「非常に面白い物語でした。感動しました(お世辞抜きで)。 まさに本年度No.1の海外翻訳本といっても過言ではないでしょう」 −ーー丸善日本橋店・○○○○さん というコメントは稚拙すぎてびっくりしました。本人も、出版社も、 ちょっと恥ずかしいですね…。こんなコメントでよいのでしょうか?
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
初めて出会う物語,
By ys1001 (神奈川) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 部屋 (単行本)
ブッカー賞の最終候補作だったらしい。日本でいったら、本屋大賞みたいなもの。 ある女性が、誘拐、監禁され、そして、子供ができて、 子供とともに、長期監禁、、。そして、解放。 そういった話が、子供の視点と、言葉で、語られていく。 知性が発達してから、 いままで情報が遮断されて続けていたのに、 情報や、群衆や、人の思いや、社会と、一斉に出会うということ、 初めて出会うということ、、の難しさを感じた。 あくまでも、作者の推測にすぎないとは思うけど。 必ずしも、部屋、、ということだけでなく、 家とか、家族とか、国、、とか、別のくくりとも読み替えられて、 私たちが、国外にでたときに、初めて出会う文化とか、 初めてあうタイプの人とか、、 そういうときの、やり取りや、ぎこちなさとも、似ているように思った。
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ちょっと長すぎか,
By いつも辛口 "闘う自由業" (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 部屋 (単行本)
各章のバランスが今ひとつです。誘拐犯の監禁から解放されてから、が結構長くて やや冗漫です。後半、緊張感を欠いた印象です。 5歳児の一人称で語られている文体、 読みやすいような読みづらいような....。 緊張感がないのはこの文体ゆえかも知れません。 ふとポール・オースターの 「最後の物たちの国で」を取り出したのですが、 この小説は比較的短い物語なのですね。 全体が緊密に描かれているせいか、ずっしりとした 印象でしたが.....。 この「部屋」も、3割くらい短くすれば もっと「濃い」仕上がりになったのではないでしょうか。
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