ハウスクリーニングなどの仕事を通じて20年以上、数多くの人の住む部屋を見続けてきた筆者がたどり着いた、部屋と住人との相関関係。理屈だけではなく検証されてきたことだけにかなり説得力があります。
前著では「ブロークンウィンドウ理論」や「誰がどうした」など体験談などが多く、購入する気がなかったのですが、本作では良い部屋するための具体策が書かれているので実践すべく購入しました。
本書でも書かれていますが、綺麗に掃除したつもりになっていても、掃除や綺麗についてのポイントが間違っていたりするので、本書が掃除の指針になればと思っています。
冒頭の16Pまではカラーページで自分の部屋がどのレベルなのかを判断するための設問があるのが面白いです。
筆者は部屋を綺麗にすると運気が舞い込み、人生が良くなる!と説いていますが、それについては頭から信じることは出来ません。
部屋や財布がとても綺麗で几帳面な人でも不幸な家庭や、汚く整理がされていなくても幸せな家を知っているからです。
少なくとも、部屋が整理整頓されていて、掃除が隅々まで行き届いているには、心と生活にゆとりがある人でしょうし、自己管理が出来る人です。味にブレがない料理店は調味料の置く位置などがキチンと統一されているのと同じです。
自己管理が出来、几帳面な人は成功するでしょうし、この本を手に取る人は成功や幸福な人生を望んでいる人でしょう。
「部屋が綺麗=成功」は「卵が先か?鶏が先か?」のような話ですが、何はともあれ、部屋が綺麗なことに超したことはありません。
「健全な精神は、健全な肉体に宿る」(これも絶対ではないですが…)、ように「健全な人生は、健全なライフスタイルに宿る」といったところでしょう。
本書を機会に自分のライフスタイルを見直したいと思います。