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邪魅の雫 (講談社ノベルス)
 
 

邪魅の雫 (講談社ノベルス) [新書]

京極 夏彦
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (63件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞い
ました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「──自首してください」「死ね
ばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」
昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。
警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する! 
「邪なことをすると──死ぬよ」

内容(「BOOK」データベースより)

「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「―自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する!「邪なことをすると―死ぬよ」。

登録情報

  • 新書: 824ページ
  • 出版社: 講談社 (2006/9/27)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061824384
  • ISBN-13: 978-4061824386
  • 発売日: 2006/9/27
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (63件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 191,996位 (本のベストセラーを見る)
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24 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
快刀乱麻、
とはいかない。でも好きだ。

いつもなら京極堂登場で、こんがらがった線が一点へと戻る。そこに爽快感があるし、そこに整合性があって読者も納得してきたのだろう。でも今回は点に戻らず、後を引くのである。
事件の全体像が最後には露呈するのだが、それでも完璧には解決していない。それが逆に「京極堂でも解決しないこともある。榎木津だって人間である。」ということを思い返させてくれた気がする。

今回は木場、榎木津、中禅寺などの主要キャストの登場頻度が極端に低い。主にストーリーの筋を引っ張っていくのは益田や青木などの、いわゆる端役と云われる人たちである。それが今までと違って、感情が入りやすかったというのはある。心に迷いの少ない中禅寺や榎木津などのキャラクターよりも、迷いながら答えを見つけていく人物には、やはり感情が入りやすい。
関口も今回は違う顔を見せてくれたし、シリーズ初の探偵の生っぽい部分も見られた。これはこれで何故か少し恥ずかしいが、今作で榎木津を初めて好きになれたのかもしれないと思った。

派手な仕掛けはないが、人間どうしのやり取りが面白い。
地味キャラが好きな人は今作は面白いだろう。
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30 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By gg2
形式:新書
シリーズ第8作である本書も、先行作に負けず劣らず長い。物語そのものが長く複雑な経緯で語られること、長さの中に帝銀事件談義などのペダントリーが含まれていることは、京極堂シリーズのかたちであるが、本作においては、先行作を踏襲しつつ新機軸を試みようとしているように感じられた。しかし、その試みは十分に成功しておらず、妖怪談義もほとんど見られないので、読後不満が残った。

試みというのは、連作キャラクターの(とくに探偵榎木津礼二郎に)性格に奥行きを持たせることである。

この京極堂サーガ、第一作『姑獲鳥の夏』のときにどこまで意識していたのかわからないが、こうして第8作までそろうと、前半5作と最近作3冊は別系統の狙いを持っているように感じられる。『姑獲鳥』『魍魎』『狂骨』『鉄鼠』『絡新婦』の5作は主人公篇とでも言うべき作品群で、後半3作『塗仏』『陰摩羅鬼』『邪魅』がサブ・キャラクター篇である。

探偵小説として圧倒的なのは何といっても前半の作品群で、私は中でも『魍魎』の伝奇の味と『絡新婦』の見事なトリックを買う。そしてこれら5作と較べると、近作の3つは(こう言っては何なのですが)見劣りしてしまう。後半3作は、京極ファンが作品設定を用いてオマージュを捧げたサイドストーリーのように読めてしまう。同じシリーズ・キャラクター、同じ物語フォーマットで新機軸を出すつもりが、残念ながら失敗に終わっている感じだ。

次回作『鵺の碑』に期待しつつ。
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mk219
形式:新書
本作はかなりプロットが複雑。

また、今まで以上に多くの人物の視点で物語が進行するので中禅寺が最終最後に語る真相まで混乱しまくり。

読了後スッキリというよりも再読しないといかんな〜と言った感じになります。

前作よりもシュチュエーションに特異性が無いので盛り上がりに欠ける印象を持つと思いまが、従前の作品に比べ関口視点もしくはキーパーソンの視点で進行してきた構成から作者が新たな取り組みに臨んだ作品であると評価をすべきではないかと思います。

しかし、ストーリー上仕方ないとはい榎木津の出番の少なさ(3シーン程)等、今までの主要メンバーの登場場面の少なさには残念な思いが残ります。次回期待します。

但し、青木刑事ってこんなに気骨ある人物だったっけ?と感心するシーンなどもあり相応に愉しむ事も出来ます。

矢張り及第点はあげられる内容ですが、通読して来たファンにとっては星は若干減にて評価。

多くの方はシリーズを通読されていると思いますが、未読の方は過去作品を読んでから臨む事をお勧めします。(事件の関連性は有りませんが、今回に於いては「塗仏」を事前に読んでおく事をお勧めします。)
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投稿日: 7か月前 投稿者: スイスロール
とても残念・・・
塗仏の宴までですね。私にとってはあとは駄作です。私には京極夏彦さんは神でしたけど。他の方の小説を読む気にならないほど・・・。今は読めば読むほど残念でなりません。私... 続きを読む
投稿日: 2010/2/28 投稿者: ピカソ
京極堂による妖怪の説明もほとんど無く,間延びせずに読めたのも良かったかも
各章の,「死」または「殺」で始まる書き出しには,途中で飽きてしまいましたが,さすがに最後までしっかりと読ませてくれました。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/24 投稿者: ブルースカイ
長いけど、面白い
800ページを超える大作。長い小説は好きだが、さすがにこれは長かった。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/20 投稿者: hamachobi
正統派ミステリ小説。連鎖殺人事件
毒殺を主軸とした、連続殺人事件。なんと探偵のお見合いがらみです。次々におこる殺人事件に翻弄されますが、こん回の京極堂は付き物落としというより、まさに種明かしの探偵... 続きを読む
投稿日: 2009/2/16 投稿者: kirin70
榎さん。
大磯、平塚を中心に起こる毒殺事件。連続なのか、個別なのか。推理小説?ミステリー?起こる出来事を整理しても混乱をきたすこと必至。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/10 投稿者: ユ。
このシリーズが読めるだけで幸せ
大磯、平塚でおこった連続毒殺事件。
様々な人物の視点から描かれる、入り組んだ物語は「あの男」によって収束される。... 続きを読む
投稿日: 2008/12/17 投稿者: ぽにょ。
コンセプトは大好きですが、
話の舞台が広すぎで、好みじゃないです。
私はこじんまりとまとまっている姑獲鳥の夏とか鉄鼠の檻
みたいなほうが好きです。... 続きを読む
投稿日: 2008/11/22 投稿者: ikuzi
切なくて哀しい…。
榎木津が大暴れ!
京極堂がびしっと祓う!
関口君がうぅあぁと唸る! 続きを読む
投稿日: 2008/8/26 投稿者: まろぴん
今回は憑物が憑かなかったかな
このシリーズは私の中では推理小説とは思っていない。私の中の位置付けは『憑物落し物』だ。... 続きを読む
投稿日: 2008/8/11 投稿者: 草雲雀
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