精神的に健やかに生きるコツのひとつ。それは自分の本音を偽らないことである。
しかし、この世の中には自分の本音を偽って生きている人は少なくない。それは
意識的にせよ、無意識的にせよ、とにかく絶対数は途方もなく多い気がする。
当然のことながら、自分が本音を偽っていることを自覚している人の方が、前途
は明るい。もちろん自覚できる可能性を持っている人も含まれる。彼らがどのように
自分の偽りに気づけばよいのか。その一助になるのが、本書である。また、数多く
の加藤諦三先生の著書であろう。
残念ながら、この本を読んでも邪悪な人を打ちのめすことはできないかもしれない。
だが、ある程度の有効性がある対処法を学ぶことはできる。それに、自分を偽ること
の害を説明した内容であると捉えるならば、得るものは少なくない。
ただし、題名は本文の内容を的確に抽象化するのが望ましい。その辺の減点を踏まえ
て☆を3つとしたい。