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邪悪なものの鎮め方 (木星叢書)
 
 

邪悪なものの鎮め方 (木星叢書) [単行本(ソフトカバー)]

内田 樹
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「邪悪なもの」と遭遇したとき、人間はどうふるまうべきか?
「どうしていいかわからないけれど、何かしないとたいへんなことになる」極限的な状況で、適切に対処できる知見とはどのようなものか?
この難問に、ウチダ先生がきっぱりお答えします。
村上春樹『1Q84』の物語構造、コピーキャット型犯罪が内包する恐るべき罠、ミラーニューロンと幽体離脱、被害者の呪い、霊的体験とのつきあい方から、草食系男子の問題にいたるで、「本当ですか!?」と叫びたくなる驚愕の読書体験の連続。不透明な時代を生き延びるため「裏版テキスト」。

【まえがきより】
「邪悪なもの」をめぐる物語は古来無数に存在します。そのどれもが「どうしていいかわからないときに、正しい選択をした」主人公が生き延びた話です。
主人公はどうして生き延びることができたのでしょう? 私自身のみつけた答えは「ディセンシー」(礼儀正しさ)と、「身体感度の高さ」と、「オープンマインド」ということでした。どうしてそういうことになるのか。それについては本文をお読みください。

内容(「BOOK」データベースより)

「邪悪なもの」と遭遇したとき、人間はどうふるまうべきか?「どうしていいかわからないけれど、何かしないとたいへんなことになる」極限的な状況で、適切に対処できる知見とはどのようなものか?この喫緊の課題に、ウチダ先生がきっぱりお答えいたします。村上春樹『1Q84』の物語構造、コピーキャット型犯罪が内包する恐るべき罠、ミラーニューロンと幽体離脱、被害者の呪いがもたらす災厄、霊的体験とのつきあい方から、草食系男子の問題にいたるまで、「本当ですか!?」と叫びたくなる驚愕の読書体験の連続。不透明な時代を生き延びるための「裏テキスト」。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 325ページ
  • 出版社: バジリコ (2010/1/23)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 486238160X
  • ISBN-13: 978-4862381606
  • 発売日: 2010/1/23
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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106 人中、87人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 生き方レクチャーかもしれない, 2010/1/27
レビュー対象商品: 邪悪なものの鎮め方 (木星叢書) (単行本(ソフトカバー))
一言でいうと、生き方レクチャー本(そうじゃないかもしれないけど)。
といっても、「サヴァイヴしろ!」みたいなマッチョで誘導尋問的ないやらしさはない。
この本は、「当たり前のことをみんな忘れちゃってるんで、当たり前のことを体の感覚に取り戻したら、きっと生き残れますよ」と教えてくれているのだと思う。
内田樹の書籍には、例えば『街場の教育論』とか『日本辺境論』とかのような、具体的な何かを論じているシリーズと、この本のように、いささか抽象的な何かを論じた本があると思う。
邪悪なもの……邪悪なものっていったいなんだよ!と、人はいぶかしがるかもしれない。
だが僕は、どちらかというとこの本のような、いささか抽象的な何かを論じている本にこそ、生活のための重要な知恵というか、処方箋のようなものが、記されているように感じられてならない。
そして、その処方箋が、この本を読むうちに、じわじわと効いて来るのではないのか、と思うのだ。
『日本辺境論』はかなりヒットしているが、こちらも、相当に役に立つ書籍だと思う。
ぜひ多くの人に読んでいただきたい。
出来れば、二回。
平明な文章なので、よどみなくさっと読めると思うのだが、さっと一読したときと、一呼吸置いてもう一度呼んだときとで、大分と印象が変わってくるはずだ。
そういう本は、優れた本である証拠である。
なぜかって?
単純に見えて単純じゃないから、ですよ。
この本が何に効くのかは、人それぞれの捉え方次第と思うのだが、僕は、『単純な物語に回収されない免疫力をつける』という効き方をすると感じている。
それって大事なことですよ!
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 ブログ本, 2010/12/5
レビュー対象商品: 邪悪なものの鎮め方 (木星叢書) (単行本(ソフトカバー))
ラジオ「武田鉄也の今朝の三枚おろし」で紹介されていたのを聞いて注文しました。

ブログ本だと思うので、日々所感的でもあり、タイトルテーマのみの統一的なものを

期待していたので、いささか、肩透かしをくった気分です。

邪悪なものの鎮め方には三つの方法があるとありますが、その理由が最後まで語られ

いないように思えるのですが、どなたか解説していただける方がおられましたら

伺ってみたいと思います。
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32 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人はいかに自由に生きられるか, 2010/3/14
By 
いせむし (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 邪悪なものの鎮め方 (木星叢書) (単行本(ソフトカバー))
「邪悪」なものを「鎮める」というタイトルに惹かれて購入。
ホラーの評論かなと(笑)。
内田先生の著作ですから、そんなはずもない。

「邪悪なもの」とは、
人間を社会から疎外するすべてを総称する言葉だ。
被害者意識であったり、
父権性イデオロギーであったり、
競争や殺人だったり、
原則的に生きることだったり。。。
とにかく多様だ。追いかけるのが大変。
それらの「邪悪なもの」から、
人はいかに遠ざかるべきか、また超越すべきかを語っています。

人間が自由に生きることはいかに難しいかを感じた。
何かに縛られているのだと思う。
「邪悪なもの」は強い。
自由に生きるためには、
判断力がないといけないし、
判断の基本になる礎石は教養だと感じる。

精神医学や歴史学、倫理学に政治学と、
内田先生は学問の海原をすいすいを泳がれていく。
その言論の幅の広さとフットワークのよさ、歯切れの良さが、
内田先生の著作を読む面白さ、特に爽快感に繋がっていると思う。
本書はその点で快作ではないかと感じる。
難しいが爽快。
実際に生きていくために役立つ書籍と思う。
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