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人から人へ移っていく「邪光」の概念は魅力的なのに、期待したほどはこの設定が目立たなかった。ホラーというより可哀想な女たちの物語。ある仕掛けもあって凝っているとは思うが、甘えん坊のヒロインの心理について行きがたかった。見えすぎるゆえ、孤独な少女があまりに悲しい。
現実を直視しないで、見て見ぬ生きた方が幸せか、きちんと現実を見据える勇気を持って生きるべきか。
見たくないものに目をつぶっていては、結局もっと見たくないものを見ることになる。などなど、いろいろ考えさせられるラストだった。
あと、関西弁が案外ホラーに合うというのも、新鮮な発見だった。
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