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還暦三度目の京都大学合格記-究極の脳トレは受験勉強-
 
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還暦三度目の京都大学合格記-究極の脳トレは受験勉強- [単行本(ソフトカバー)]

高鍬 博
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

京都大学に三度、合格した著者が、アラカン(団塊世代)に奮起を呼びかける! 京大の理学部、そして医学部を卒業し、三十数年間、多忙な臨床医として活躍していた著者が、還暦を迎えて三度目の京大文学部に挑戦。その痛快な軌跡を描く。

内容(「BOOK」データベースより)

アラカン(団塊世代)に奮起を呼びかける。多忙な病院勤務医が還暦を機に受験勉強に再チャレンジ。三たびめでたく京大に合格をはたしたその痛快な軌跡。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 160ページ
  • 出版社: ナカニシヤ出版 (2010/9/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4779504945
  • ISBN-13: 978-4779504945
  • 発売日: 2010/9/10
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.1 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By Saint Francesco トップ500レビュアー VINE™ メンバー
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偉業を達成するときは、偉業を達成しようと肩に力が入ったり、ましてや悲壮感が漂いながら達成するものではない。自分自身の経験から言えば、いわば一種の高揚感とともに夢中になって物事に集中して取り組み続けて、それがやがて目に見える結果となって現れ始め、後から振り返ると思いもしなかった高みにまで達していることがある。

高鍬氏はやりたいこと好きなことを極めた結果として60歳にして京都大学文学部に一般受験で合格し学生生活を満喫しているのであり、誰に頼まれたわけでもなく、ましてや誰かに誉められるために行っているのではない。これは改めて重要な学びである。京都大学合格そのものを自己目的化していない。勉強することが好きだから、科学史を趣味として勉強したいから、そのための権利を得るために合格が必要だったのである。

60歳ぐらいでも記憶力や思考力はそんなに衰えず、ガチンコで現役受験生と勝負して合格するというのはやはり痛快な話である。元気が出てくる話である。スポーツ選手の寿命は、筋肉など肉体そのものを20代などの選手と競わせるために、40歳を過ぎて現役というケースは少ない。一方で、頭脳の方は持ちが良さそうだ。きちんと手入れして、鍛錬を怠らなければ、60歳でもまだまだいけるということだ。40歳を過ぎると、何となく人生がこの先見えてきたような気がして、しぼんでいく感じに見えてしまう人が多いと感じるが、むしろギアは高速に維持したままトップスピードで走り続けることが現代では可能になってきたということである。この本では特に触れられていないが、医学の飛躍的な発展が健康な体の長期的な維持を可能にしてきているからだと言える。

明治維新のころは、高杉晋作にしても、坂本龍馬にしても皆若いが、平均寿命そのものが35歳くらいであったと最近どこかで聞いた。真偽のほどはまだ確認していない。ただ感覚的には、当時は40歳を過ぎると今の60歳くらいの感覚でとらえられていたようだ。幸いなことに今を生きて、日本などに住む人の寿命は長い。いろんなことに挑戦するのはむしろこれからだと感じた。

参考になった箇所は以下の通り
→若いころに比べるとシナプス形成は遅いかもしれないが、刺激を与えて脳を鍛えれば鍛えられる

→今大学院は定員が増えたものの、大きな声では言えないが優秀な学生が集まらなくて困っている状態だそうだ

→私が臨床医をしながら合格してしまう位だから、京都大学がそう難しいものではない可能性が高い
 フルタイムの仕事をしていて十分な受験勉強が出来ないままで受験した今回の入学試験で私が楽勝だったということは、現在の京都大学入学者の受験学力レベルが低下していることを表しているのかも知れない。
 受験生の総数が半減しているのだから、単純に考えて京大は昔に比べて二倍近く入りやすくなっているのではないだろうか。

→実生活と無関係なことで何の役にも立たないことでも、興味を持ったものを一所懸命考える

→文学部入学について、勿論呆れている友人もいたが概ね好意的だった

→京大は授業料免除制度が整備されているので、収入によっては申請すれば授業料が免除される可能性が高い

→大学の良いところは、似ていたり異なったりするいろいろな問題意識を持った人間がそばに居て、お互いに刺激し合うことにより、豊かな創造性が生まれることにある

→人間面白いと思ってやると身に付くが嫌々やっても身に付きにくい
 私の父は私がいくら勉強しなくても勉強しろとは一度も言わなかった
 何の目的もなく、単に面白いから、近鉄電車の中で数学の問題を解いていた。自発的に楽しみで問題集を解くのだから、これは趣味と言わざるを得ない

→机に向かって受験勉強できたのは一週間に十時間ほどしかなかった
 Z会の通信添削は一回も休まず遅れず提出した。毎月二十五日頃に翌月二回分の問題を受け取る。
 往復二時間の近鉄社内を勉強部屋にすることにした

→ゆっくり趣味として学ぶために四年間またはそれ以上学べるように、一回生から始める方が良いと思った

→一所懸命考える事を繰り返していたら、徐々に考えられるようになってきた
 新しい記憶はもう無理だと思って諦めていたが、これもやる気を出して覚えようとすれば覚えられる事が分かった
 地理のように全く新しい事も覚える事が出来たのは新しい発見だった
 脳はやはり諦めずに鍛えれば鍛えらるようだ
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 同じように還暦近くで東大文'Vを受験した人がいて、両方を読み比べましたが共通点があります。
最初理学部か工学部に入学し、就職したあと数年で再度医学部に入学医者として数十年勤務した後文学部を目指して受験し合格したという話です。
私もそのつもりなって赤本で東大、京大の過去問を試してみました。
 英語はそこそこ、国語も古文漢文に若干手こずるも何とかなりそう、社会は幸い常識と年の功で記述はできる。ただし覚え直さないといかんと思う。
問題は数学です。昔と全然違います。ほとんどチンプンカンプンです。問題の意味すら分からない。
 文科系の人にとって最大の壁は数学です。数学が0点では絶対に受かりません。数学克服法が欲しい。
著者たちは理系で仕事で数学を駆使しているかはともかく、ほぼ満点をとれる実力を保持しておられる。そこが違うので注意が必要です。
 でも話は面白く、再度受験の夢を持ちました。
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地頭が違う 2011/9/12
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筆者は「今の時代は少子化&ゆとり教育だから受験戦争に巻き込まれた団塊の世代の人なら大学へ行ける」と書いているが
それは筆者が受験する前から頭が良かったからセンター試験に挑めた、京都大学へ再々入学できた・・・のだと言える。
一般的な団塊の世代は高卒が多いのでセンター試験を受けるだけでも大変だと思う。(ちなみに2011年現在の大学生の世代は50%以上が大学へ進学しているという計算になってるらしい)
それを考えると通信教育でも予備校でもやるとしたら1年じゃ足りないと思う。
なので、この本を読んで大学へ進学しようと思った団塊の世代は、自分はやる気があるかとか1年以上勉強漬けの日々を送れるかとか考え直したほうがいいと思う。
なので一般的な団塊の世代には向いていない本なので星3つです。
むしろ現役大学生とか社会人が将来の参考にして読む本だと思う。
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