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還らざる道 (祥伝社文庫)
 
 

還らざる道 (祥伝社文庫) [文庫]

内田 康夫
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

二度と帰らないと決めた“過去”男はなぜそこへ旅立ったのか?
インテリア会社会長が殺害。事件の真相を追って浅見光彦は、三河、吉備、木曾へ!
愛知・岐阜県境の奥矢作湖に他殺体が浮かんだ。身元はインテリア会社会長・瀬戸一弘と判明。被害者は奥三河の歴史の街・足助と「観光カリスマ」として知られる人物の新聞記事を持っていた。事件を知った浅見光彦は 調査を開始、最後の旅に出るという手紙を瀬戸が残していたことを掴む。二度と帰らない覚悟でどこへ向かったのか。木曾の山村で木地師の家に生まれ育った瀬戸。彼が故郷を語ることはなかった。それはなぜか? 記事は何を意味するのか? やがて封印された過去が蘇るとき、もう一つの事件が浮上した……。 --このテキストは、 新書 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

インテリア会社会長・瀬戸一弘の他殺体が愛知・岐阜県境の湖で発見された。被害者は奥三河の景勝地・足助の「観光カリスマ」の記事を所持していた。事件とどのような関連が?調査を開始した浅見光彦は、「二度と帰らないと決めていた過去へ旅立つ」という手紙を瀬戸が残していたことを知る。謎の言葉に込められた意味は?真相を追って、浅見は三州、吉備、木曾へ。

登録情報

  • 文庫: 400ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2011/6/9)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396336772
  • ISBN-13: 978-4396336776
  • 発売日: 2011/6/9
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 48,944位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
私の地元、足助が登場しています。

ミステリー小説ですので、「本作品はフィクションであり、実在の個人・団体などとは一切関係がありません」とあります。

しかし、足助で土蔵のお店(書店&ギャラリー)をはじめた深見さんとか、「三州足助屋敷」を造成した観光カリスマが登場してたりするので、足助を知る者としては、なんだかうれしくなってしまいました。

ときどき、ノンフィクションかような錯覚にも陥ったりして...

ミステリーは久しぶりに読みました。ゆっくり読もうと思っていたのですが、ストーリーに惹きこまれて、一気に一晩で読んでしまいました。おもしろかったです。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヤキソバ 殿堂入りレビュアー トップ100レビュアー
形式:単行本
物語は、前作の「棄霊島」同様、相当古い話に遡る。

事件の真相を調べるにあたって、50年という歳月が、壁の様に立ちはだかる。

しかし、実は、この物語は、古くて新しい話でもあった。

今回も浅見光彦の推理が冴え渡るが、あまり兄の力を借りようとはしない。

そして彼は、またしも、事件の真相を調べる女性に、想いを寄せられる。

これまで彼に、想いを寄せた女性は、一体何人にのぼるのだろう?

ただ、この物語は、非常に真面目だ。

物語が追求するのは、あくまで正義であり、それ以上でも以下でもない。

ノリの軽い軽井沢の先生も登場しないし、幽霊話めいたテイストは皆無だ。

これまでの著者の作品では、軽井沢の先生が登場すると、コミカルで面白いという事で、歓迎する方もおられる。

私は、事件の質にもよると思うが、幽霊話は全く歓迎しないというのが、私の周囲の内田作品ファンの一致した意見だ。

人間の生き様にまつわる正義について描かれた力作だ。

含蓄のある作品であり、印象に残る。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
人間、不本意ながら信念を曲げてしまうことがある。

自己顕示欲のため・家族を守るためなど理由は様々だろう。

だが、ひとたび嘘をつくと嘘を隠すためさらに嘘を重ねる結果となる。

そして、人生を狂わせ罪悪感を抱え、下手をすれば子孫にまで影響を及ぼす。

自分の命を掛けても守りたい信念を感じることができる。

市町村の合併、木地師の生活など地域に根ざしたことが描かれていて、なぜ事件は起こったのか、なぜ隠すのかが納得できて興味深い。
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