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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
トリニティが魅力的。,
By
レビュー対象商品: 遺跡の声 (創元SF文庫) (文庫)
宇宙遺跡調査員の「私」と結晶生命体「トリニティ」のコンビが良かった。「私」によって育てられて次第に成長していくトリニティという存在が不可思議で魅力的。9つの短編が収録されていて最後の「遺跡の声」で完結している。欲を言えばもっとこのコンビの活躍が見たかったが、その終わり方からして不可能なのが残念。(ただし、あとがきにもあるが、「遺跡の声」が最初に書かれた物語だそうだ。)
5つ星のうち 5.0
静謐なイメージ,
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レビュー対象商品: 遺跡の声 (創元SF文庫) (文庫)
若干ワンパターンの傾向がありますが、なかなか読ませてくれる作品がそろっています。遺跡を調査して回る主人公の旅を連作短編の形式で描いていますが、さまざまな異世界を描く描写は豊かなイメージを提供してくれますが、その感触はあくまでモノトーン。主人公とその相棒となる結晶生命体の会話はありますが、極めて淡々としており、派手さはまったくありません。 各話ともコアとなる謎が用意されており、その謎が明らかになる過程が、淡々と語られていきます 絵でいえば、水墨画のような味わいを示してくれる作品ですが、たまにはこういった作品も面白く読めました。
5つ星のうち 4.0
キャラクタ設定が絶妙で楽しい,
By K Tailor (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 遺跡の声 (創元SF文庫) (文庫)
「バビロニア・ウェーブ」で星雲賞を得た堀晃の、遺跡調査員シリーズ短編集。第一回日本SF大賞受賞作品「太陽風交点」を収録。 1970-80年代に書かれたものがメインであるが、あまり科学的な古くささは感じさせない。SFにしては目新しい「異星の遺跡調査」という観点でかかれているせいかもしれない。 サブキャラクタとして重要な役割を果たす結晶生命体との会話のやりとりが楽しい。別に面白い話がやりとりされるわけではないのだが、機械でもなく地球人でもない「彼」の会話の反応の具合が楽しいのだ。もし作者がここを計算してキャラクタ設定したのだとすると、かなり深い先読みに感心すべきところか。 「バビロニア・ウェーブ」とはちょっと違った作風で、楽しめました。和製SFも結構良いですね。
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