「経済1流、政治3流」と言われていたこともあった我が日本。「政治3流」とは実は「選挙3流」というのが正しい表現だったのではないかと思っていました。
「国民はそのレベル以上の政治家を持つことは出来ない」
選挙運動の実態から語られるその言葉が、官僚政治を温存させ、今露呈している、多くの矛盾を作ってきたのであろうと考えます。
著書の題名「選挙裏物語」や、帯に書かれていたコピーからはそれこそ生々しい選挙裏話の暴露本のようなもの連想します。しかし本書は、選挙コーディネーターを生業とする著者が、これまで関わった数々の事例を織り交ぜながら、有権者にとって、そしてこの国にとって、有権者が選挙で自分達の代表者をきちんと選ぶことがどれだけ大事なのか自覚しなさいとの渾身の訴えであろう。