選択理論を知っている人も知らない人にも、さらっと理解できるようにまとめてある本です。理論を分かりやすく説明してあることはもちろんのこと、それを実際に学校の中で利用して、その実践例と解説が詳細にしてあるところがすばらしいです。実際に指導案やワークシートなども掲載してあり、すぐに使えるものもたくさんあります。人は生まれながらにして、基本的な欲求が違うということについて書かれている欲求のプロフィールを確認するワークシートなどは、自己理解、そして他者理解を深める上でとても分かりやすい材料になると思います。一人一人が違う欲求と価値観を持った人間だということを客観的に俯瞰でき、とてもいいと思います。学校でこれを実際にやってみると、相互理解に役に立つのではないかと思います。よりよい人間関係を育むための選択理論を、学校に取り入れることについて、興味のある人は読んでみる価値は十分ある本です。