ケース裏の曲一覧を見て失笑した。地震と放射能に怖気づき、シッポを巻いて逃げ出したヤツの名前がシレッと出ているからだ。
本盤は、間違いなく震災の影響で、発売が1か月半ズレ込んだ。だとして、仮にマスターアップしていたとしても、作り直すぐらいできなかったものか。
皮肉にも、期待のドラ1・澤村の曲よりそっちの方がデキがいいときている。それもそのはず、ジャイアンツ応援歌シリーズ生みの親、渡辺正典氏久々の作曲だ。せっかく復帰したのだから、それこそ澤村を手掛けてくれてもよかったのに・・・って、御大の作品だから外すわけにいかなかった、とか? まさか、ね・・・。
その澤村の曲が大問題。
いったい、この黄金ルーキーを真剣かつ熱烈に応援しようという気概はあるのだろうか。
上行しては下行するだけの単調なメロディーライン。8分音符ばかり漫然と並ぶ単調なリズム。去年の長野に続いてまたもマイナー調か、と誤解しそうな音の響き。コーラスにも力感なし。
勢いも迫力も熱気も、まるで感じられない。
マイナー調、マイナー的曲調を否定するつもりはない。躍動するような曲想のリズムを多彩な楽器で力強く演奏すればものすごくカッコ良い曲になるのは、坂本や矢野の曲などでいくらも実証済み。せめてイントロの弾む感じが活かせていれば、と思うのに・・・って、アレンジャー山中氏の責任にはしたくないなぁ。
問題はまだある。
敵前逃亡するような頼りない“害人”にはさっさと曲を作って差し上げるのに、大田、中井、藤村、田中大ら、期待の若手を激励することには、相変わらずとんと興味関心がないご様子。
トドメに、今年も“また”応援をして貰えなかった、可哀想な越智。移籍初登場の朝井が“救世主”なら、越智は以前からずうっと、雷神という“神様”だったんじゃないのか。
どう考えたっておかしいだろが!
作詞作曲の才なぞカケラもない自分が恨めしい。