DVカウンセリングで著名な著者であり、他の著書にあるようなDVをする男性の問題が鋭い視点で描かれている、ということを期待すると期待はずれに終わる。
この本、メルマガの連載をまとめたもので、章によってテーマが異なる。DVをする男性について書いたのは3章でこれはカウンセリングの現場を知っている著者の持ち味が光る。しかし、後は「女にとって夢の男は」ということをつらつら書き連ねたもので、著者自らヨン様に入れ込んでいるくだりを述べてみたり、「王子」に入れ込む中年女性を描くあたりは、カウンセラーならではの視点があまり感じられず、「付き合わされてしまった」というような苦笑いが出てしまう。同じ感覚を共有できるアラカンの方が読むのならいいのかもしれないが・・・。