中村文則さんにハマって一番好きな小説です。
何故この方はいつも過去に闇を抱えた人ばかりを主人公にするのか?
他のレビューでは「ありきたり」なんて言葉も見えましたが、
毎作ですよ?ありきたりの発想ではない気がします。
著者は作品それぞれの闇の背景をわたしたちの普遍的なありきたりさと
沿わせているんじゃないかと思うのです。(意味わからなかったらすみません)
毎回主人公に感情移入できる部分を見つけてはゾッとする、
でもその怖さって誰もが持ち合わせている一面だと思うのです。
その感覚は中村文則さんならではだと思っています。
世間は分かりやすい謎解きミステリーを激押していますね、
わかりやすさは無くても、考えさせてくれるような内容味のある作品こそ、
永く残して欲しいと思います。