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遮光
 
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遮光 [単行本]

中村 文則
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

愛する者を失った「私」は、他人が知れば驚愕する、ある物を持ち歩いている。しかし、それは狂気なのか――注目の新鋭の衝撃的な力作。

内容(「BOOK」データベースより)

愛する者を失った「私」は、他人が知れば驚愕するような、ある物を持ち歩いている。しかし、それは狂気なのか―新世代作家の鋭利な意識が陰影濃く描き上げた喪失と愛の物語。芥川賞候補作。

登録情報

  • 単行本: 157ページ
  • 出版社: 新潮社 (2004/7/1)
  • ISBN-10: 4104588024
  • ISBN-13: 978-4104588022
  • 発売日: 2004/7/1
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 49,086位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
中村文則さんにハマって一番好きな小説です。
何故この方はいつも過去に闇を抱えた人ばかりを主人公にするのか?
他のレビューでは「ありきたり」なんて言葉も見えましたが、
毎作ですよ?ありきたりの発想ではない気がします。
著者は作品それぞれの闇の背景をわたしたちの普遍的なありきたりさと
沿わせているんじゃないかと思うのです。(意味わからなかったらすみません)
毎回主人公に感情移入できる部分を見つけてはゾッとする、
でもその怖さって誰もが持ち合わせている一面だと思うのです。
その感覚は中村文則さんならではだと思っています。

世間は分かりやすい謎解きミステリーを激押していますね、
わかりやすさは無くても、考えさせてくれるような内容味のある作品こそ、
永く残して欲しいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 「私」の美紀にたいする思いを、真実なのか狂気なのか純愛なのか、主人公自身もよくわからないまま進む話に、めげて暗くなりそうな内容なのですが、どかこ心に訴えてくるものがこの小説にはありました。
 まさに現代的な狂と哀が複雑に入り組み、その中心にはぽっかり穴が開いていて、そこに何があるのか? 「私」はどこにでもいる人間かもしれません。この男の考え方を完全否定できない複雑な心境の読後です。
 今年の芥川賞候補作の中では一番、わかりやすく面白い作品だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Tochitli トップ500レビュアー
形式:単行本
ゆがんだ若者像を見事に描いた作品。

本当の自分とは違う全く違う人間を演じ、それを死んだ恋人の指を持ち歩く主人公の不気味さ、そして執着が最近おこる猟奇事件の犯人像を見ているようでぞっとした。

恋人を愛しているより、恋人を愛している自分に酔い、他人を殴る自分に憧れ、それでいて孤独を何よりも怖がり、たとえ嫌な人間でも一緒にいることを望む。

そんな姿がゆがんだ現代社会を象徴しているような作品だった。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
多分文学と言うのはこういうもの、二度と読み返したくはないが読んでよかった
谷崎、三島などの世界観を現代に持ってきたような感じ。現実と向かい合えずに何かに救いを求めたり、急に狂ったようなことを言って自分自身に酔いしれたり、自暴自棄な行動を... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: taiper
純愛?狂気?狂気でしょう
気持ち悪い・・・。
悲しみに打ちひしがれた人間は、狂気になるかもしれない。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: NICEDAY
主に芥川賞についてですが。
『遮光』は中村文則氏の小説、第二作品目です。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: ビビ
「おお!いる、いる、こんな奴」なんて書いたら飛んでくる石が怖い
法に触れる行為は別として、主人公の心理情景を
お気軽なテレビドラマを楽しむように、「いるよな、... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: 鬼怒川
「逃げない」ということ
... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: grr34
楽しみにしていたのに
最初から最後までつまらなかった。この方の小説が合わないだけかもしれませんが、注文してからずっと楽しみにしていた分、残念です。
投稿日: 13か月前 投稿者: apaichiba
純愛悲劇
とある場所で順番待ちをしている時読んでいたのですが、自分の番号が呼ばれているのに
気がつかないくらい入り込んでいました。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: ちゃーすけ
社会との関わり方
中村文則の「遮光」を読了。作者の第二作目です。社会との関係を虚言を通してしか持てなかった男の物語。そしてそのシンボルは亡くなった彼女の肉体。そのシンボルを通じて、... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: hiraku
これぞ小説
The小説、という感じです。
映像化が難しい、小説でしか表現できないことをこの『遮光』では書かれています。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: doncorleone
純愛か、狂気か?
正直、読んでいて気持ち悪かったです。
純愛ではない。狂気です。
しかも、相当病的な感じです。
それに尽きます。
投稿日: 17か月前 投稿者: ジェダイ
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