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遠野物語 (新潮文庫)
 
 

遠野物語 (新潮文庫) [文庫]

柳田 国男
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

神と人とが共存するその昔。旧家の奥にはザシキワラシ、黄昏時には神隠し・・・怖くて不思議な遠野物語。リズム感をそこなわないように工夫された抄訳と豊かな感性で描かれた銅版画が遠野へと誘います。
--このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

恐ろしいが、しかし時には利益をもたらす神々、ふしぎな能力を持つ山男、空飛ぶ天狗、川にひそむ川童…。わたしたちの忘れかけた怪異な世界の物語を、簡潔な美しい文章でつづった「遠野物語」ほか、「雪国の春」、「清光館哀史」など、日本人の文化を考える柳田民俗学のエッセンスを収録。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 144ページ
  • 出版社: 新潮社 (1973/09)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101047049
  • ISBN-13: 978-4101047041
  • 発売日: 1973/09
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 317,668位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
40 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
全ての人に 2002/3/19
形式:文庫
遠野地方に伝わる伝説・昔話・言伝えを集めた物語集。と言ってしまうと味も素っ気もなくなってしまいますが、この「遠野物語」はまちがいなく『名著』の部類に入る作品です。

民俗文学だの、民俗洞察の書だのという難しいことはわかりませんが、山男、山女の怪談や民間信仰についての物語は抜群におもしろい。その上、文章がとても美しい。序文に「一字一句をも加減せず感じたるままを書きたり」とあるように、聞いたままをそのまま書いていたら普通の昔話集と同じになってしまっていたのでしょうが、聞いた上で思ったこと感じたことを付け加えて文章にしていったために、このような洗練された日本語になったのでしょうね。
そのため、古文調、文語体とはいえ、とても読み易く、古文が苦手という人も苦労せず読めることと思います。老若男女、全ての人に薦めて回りたくなるような名作です。

このレビューは参考になりましたか?
35 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
面白い 2003/9/10
By hinomalu VINE™ メンバー
形式:文庫
一つ一つが何気なく語られているのだが、そこに物凄く深い人間の諸相が現れ
ている。柳田は語られた話をそのまま著述したのだろうが、遠野に伝わる伝承
をそのまま著述しようと思ったと言うそれだけで、柳田の情熱がわかる。
昔話好きにも民俗学を勉強したいと思っている人にも、文学好きにも絶対お勧
めです。

短い話が一杯入っているので、何気なく手に取って、どこからともなく読んでも良いと思う。

柳田は、当時流行していた私小説を好いていなかったそうだ。あまりにも下ら
なかったからだろう。ここに出ている一片のエピソードを読めば、柳田の気持
ちがわかる。

このレビューは参考になりましたか?
24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By saexa01
形式:文庫
遠野物語って、寝る前に部屋を暗くして読んだら、けっこう恐かったりします。
いわゆる昔話や民話とは毛色の違う、もっと土臭い民間伝承の数々。今風にいえばフォークロアでしょうか。
その内容は、死と隣り合わせのタブーであったり、人さらいや山男、おまじない、何処村の誰それが河童の子を産んだ等の不思議な話が主です。
山の夜道や、夕暮れ時の屋根の上、あるいは火の明かりの届かない障子の向こう側にいきづく存在。
見えないけど、なにかいるよね?お行儀悪していると、それが後ろから・・・。

また、都落したお姫さまが道中泣きながら金平糖を食べ、その籠をかいでいた遠野出身の人夫の回顧談や、初めて飛行機を見た村の人々の様子等、”昔”好きの人達を手広く迎え入れ!る間口の広さも、この本の魅力です。
何度繰り返し読んでも、味わいが衰えない、生涯つき合える本です。
ぜひ、読んでみて下さい。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
いや、表紙は・・・・・・
内容に文句などあろうはずはありません。現在でも遠野へ出かけると、代々そこに住んでいるというおじいさんから直にお話(それもほとんど出回っていないだろう話)を聞けるこ... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: hiryu
表紙と中身が違う
予想以上に文語体が読みにくくてなかなか頭に入ってきません
表紙はファンシーですが、油断してました... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: ニコラシカ
遠野物語を読んで
この本を読んだきっかけは、梅原猛著日本の深層をよんで、遠野に頗る興味を持つようになりました。信じられない不思議な民話の世界... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: 西松洋子
原典にして金字塔か
聞いた話を、「そのまま」に書く。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/22 投稿者: GLENFARCLAS72
歴史は反省の学
『遠野物語』です。
『遠野物語』『女の咲顔』『涕泣史談』『雪国の春』『清光館哀史』『木綿以前の事』『酒の飲みようの変遷』を収録しています。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/14 投稿者: ミーミルの泉
新旧取り混ぜて
 『遠野物語』と『遠野物語拾遺』が一冊にまとめられている。折口信夫の「初版解説」と大藤時彦の「解説」が付けられている。... 続きを読む
投稿日: 2006/2/26 投稿者: 志村真幸
柳田國男の民話の世界をそのまま子どもに伝える
狐が人を化かしていた時代があった。わらぶき屋根の旧家の奥に座敷わらしが済んでいた時代があった。神と人とが共存する不思議な世界。ふりがなつきで子どもにも読めるよう抄... 続きを読む
投稿日: 2002/2/2 投稿者: "立花和宏"
コンパクトサイズの遠野物語いちおし
ほんの数十ページの田舎の伝説・怪異話のとりとめのない集成でありながら
実に多くの人々を魅了してきた、いわずもがなの普及の名作。... 続きを読む
投稿日: 2001/12/25 投稿者: 鈴木
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